BOINC: IBM World Community Gridがemailアドレスログインに変更

BOINCを動かしています。
複数のプロジェクトに参加していますが、IBMのWorld Community Gridのニュースに「We’re Switching to Email-Based Login」という記事が掲載されました。

BOINCの多くのプロジェクトはログインアカウントをemailアドレスで行うようになっています。
私が参加しているプロジェクトの中で唯一の例外なのが、IBM World Community Grid。
World Community Gridだけは、ユーザーが希望して初期登録する文字列がログインアカウントとして使用されます。
これが、

On August 28, World Community Grid will be switching from a username-based login system to an email-based login system. Learn what this means for existing and new volunteers in this article.

ということで、8月28日から他プロジェクト同様 emailアドレスに変更になるとのこと。

emailアドレスベースログインはアカウントを忘れにくいので、私としては歓迎なんですが、何か設定変更が必要になるのか、変更日時はUTCで何時なの?切り替えタイミングで偶然アップロードされるユニットの扱いはどうなる?と通常放置しても大丈夫だろうと思うものの、多少心配なので該当ニュースを確認してみました。

背景は、2004年からWorld Community Gridは文字列アカウントベースで運用されていて、ボランティアが増えるにつれて、新規ボランティアがアカウント作成時、空き文字列アカウント検索に時間が掛かるようになってしまったためのようです。emailアドレスなら(長くはありますが)被ることはありませんからね。

そして気になる既存ボランティアの扱いですが、何も設定変更や追加情報は必要無いようです。放置でOK。

新規ボランティアが初期設定するのにemailアドレスが基準になるという変更のようです。

ただし、BOINC 既存ボランティアも、情報確認にはemailアドレスが使われますので、emailアドレスが変更になっていたらこの機会に正しい情報にアップデートしておきましょう。というのがニュースの趣旨のようです。

安心しました。

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