スーパーカブ110: ホンダ純正リアボックス装着

先週末購入した Super Cub 110 ですが、頑丈でいくらでも積載できそうなものですが、収納スペースがほぼゼロのため私にはリアボックスが必須で、購入時点ですぐにオーダーしておきました。

注文したのは、ホンダ純正のビジネスボックス。(取り付けには ビジネスボックス取付アタッチメント が必要です。

簡易ロックタイプとワンタッチロックタイプがありますが、簡易ロックタイプに鍵があるのかどうかがわからなかったので、鍵でロックできることがわかっているワンタッチロックタイプを選択しました。(追記:簡易ロックタイプももちろん錠が付いていてロック可能です。)アマゾンで、Giviなどのドーム型ボックスを選択することも出来たのですが、カブなので四角いタイプでもいいかって思ったのと、ビジネスボックスの容量、なんと56Lです。PCXで使っている48Lボックスよりも、実はたくさん荷物が入るってこと!

Amazonで購入することも考えましたが、実はこのボックス、利用者がボックスを加工し穴を開けないと取り付けられない。そして荷台に固定すると、ワンタッチでは取り外せなくなります。私はこういう加工が苦手。モトビルド・フロンティアで注文し、そのまま取り付けもお願いしました。

そして、昨日(2018/05/19)、ボックスが入荷したと連絡があり、取り付けてもらいに出かけました。

ボックス取り付け前のスーパーカブ110

Before:ボックス取り付け前のスーパーカブ110

下の写真がスーパーカブ用ビジネスボックス。納品されたばかりなので、表面はピカピカ。この状態がいつまで保つか?

このボックスは、縦置きまたは横置きに対応しています。なので、

08L00-GT0-K10ZA

ビジネスボックス:ワンタッチロックタイプ

どちら向きに設置してもらうかリアキャリアに置いて、確認しました。縦置きにするつもりでしたが、一応横向きの場合も見ておきたいという気持ち。縦置きはスマートに見えます。

08L00-GT0-K10ZA ボックス縦置きそして横置きも・・・・・・・想像以上にいい感じ。そして、車体横に立って荷物を整理するにはこっちの方が便利そう。

08L00-GT0-K10ZA ビジネスボックス横置き

横置きを選択しました。
この後は結構大変な仕事でした。と、見えました。
ボックス底部外側に型紙を貼り付けて、型紙の穴に合わせてドリルで穴開け。ボックス外側には下図のようにたくさんのマークが付いています。私は、この穴のどれかを選択して穴開けすればいいのだと思っていたのですが、一致したマークは 8個あける穴の中の一つだけ。7/8 はマークとは関係ない位置でした。自分で作業していたら、関係ない場所にいっぱい穴を開けることになっていたことでしょう。(それでも底部なので殆どダメージはありませんでしょうけど、時間は相当ロスしたはず。)

ホンダ スーパーカブ用ビジネスボックス 穴開け

約一時間で装着完了。

今回購入したビジネスボックスは、現行の国産モデル、中国生産モデル用で、私の日本産モデルJA07と微妙に形状が異なり、説明書と合致しない点があったそうですが、無事に装着してもらいました。

以下が装着と、モトビルド・フロンティア 店頭駐車場にて撮影したもの。装着後の横向きも悪くない。

スパーカブ ビジネスボックス横置き取り付け後

スパーカブ ビジネスボックス横置き取り付け後

ボックスの底部はこんな具合。(左側が前方)内側からしっかりネジ留めされていますので、ワンタッチでは取り外しできません。一度作業の仕方を見れば、次回は(工具があるなら)自分でも出来そうですが、私には、根気が必要。

ビジネスボックス内側底部

実際に荷物を入れてみたところです。シートを底に引いて、ヘルメットと防寒ジャケットを入れたところ。余裕です。ヘルメットは真横に向けても入ります。ドーム型ボックスと異なり、フタよりもボディー部分が深いので荷物を入れるのには便利と感じます。
ちょうつがい部分はただのベルトで、フタがボックスの向こう側に倒れることを防いでくれますが、戻り防止の仕組みはありませんので、油断するとバタンと閉まってしまいます。

ホンダ ビジネスボックスに荷物を入れてみる

横置きにしたことから、ボックスのふたを開ける場合は、必ずセンタースタンドを掛ける必要があります。サイドスタンドで止めて、蓋を開けると重力により閉じてしまいます。

ビジネスボックスのふたを開いた状態。

近くの広い駐車場にとめて撮影したのが次の写真。実用バイクに仕上がっています。

近くの駐車場にて記念撮影。

After:ボックス取り付け後のスーパーカブ110

さて、ビジネスボックスを取り付けた後の実用性について。

  • 荷物搭載箇所ができて使い易くなりました。
  • シートの直ぐ後ろにボックスがあるので、おしりをシート後部にずらせなくなり、運転姿勢が益々窮屈になりました。
  • 後部キャリアに上側から手を掛けることが出来なくなり、メインスタンドを掛けづらくなりました。キャリアに逆手で力を込める必要があります。
  • 完全にタンデムステップは不要になりました。
  • もし、走行中、右側に転倒してしまったら、ビジネスボックスのちょうつがい(ヒンジ)部分を破損しそうです。
  • ボックスを横向きで取り付けたことにより、ボックスの蓋がきっちり閉まっているかどうかを左手で簡単に確認できます。

リアボックス取り付けとは直接関係ありませんが、購入後さらに50kmほど運転したり、気づいた点が出て来たのでそのメモ。

  • ホントに 1速ギア、無くてもいいです。発進まで時間の余裕がある時は、毎回2nd発進しています。
  • PCXと方向指示器、ホーンボタンの位置が逆ですが、なぜか違和感なし。
  • 時計がない!PCXに慣れてしまっているので、注意して時々時間を確認しないと、運転中の時間感覚ボロボロ。(拡張パーツを取り付け、バイクハンドル用時計を取り付け解決しました。
  • 上にも書きましたが、運転姿勢が窮屈。
  • PCXからPCX150へ乗り替えて、しまなみ海道は高速道路側を走るしかなくなってしまっていましたが、カブでふたたび安く走れそう。(まだ走ったこと無いけどね。)

休日の買い物用を想定していますが、それ以外にも使えるレベルになりました。

 

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