スーパーカブ 110: ミッションに苦戦中

念願だった日本製小型自動二輪 スーパーカブ110 が我が家にやってきました。

先月末、モトビルドフロンティアでスノータイヤをノーマルタイヤに戻す作業と、オイル交換を行ってきました。
その時、お店に新車原付スーパーカブが置かれていることに気づきました。
タイヤ交換とオイル交換を行ってもらうと、だいたい1時間半くらい掛かります。時間があるので作業を見ながら時々カブの方を見ていたら、白いフロントフェンダーシールが貼ってあることに気づき原付じゃなくて小型の二種原付だったことがわかりました。更に新車だと思っていたカブが走行距離15,000kmオーバーで中古車だと判明。しかも、丸形ヘッドライトなので4速ミッションの日本製!前のオーナーが、付けていた小型の風防とフロントキャリアが付いています。
それで販売価格が約15万円とのこと。自賠責と納車整備費を込めると約19万円。

今、必要か?と考えると必要ではないのですが、スーパーカブは一度はオーナーになっておきたいと念じているバイク。1週間後に再びお店に来た時まで残っているとは思えない!
こういう時は決断するしかない ということで、購入予約しました。

PCX150のタイヤとオイルの交換だけ行うはずでしたが、予定外の買い物。

そして昨日 2018/05/12、Super Cub 110を引き取りに行ってきました。

スーパーカブ JA07

相当前、バイク修理中に代車でスーパーカブ90を借りたがありますが、その時はミッション車の代車だったためあまり苦労した記憶がありません。最近は、無段変速車ばかりに乗っているので久々のギア付バイクです。幸いシフトアップは前に踏んでゆくだけなので簡単。しかし、シフトダウンはエンジンブレーキが急激に掛かるのでなかなか難しいです。
4速で走っていて目の前の信号が赤なので(一旦停止してギアを一段踏み込むとニュートラルでさらに一段踏み込んで1速のつもりで)止まろうとしたら、停止直前に信号が青に替わってしまうと(走行中は4速からニュートラルには入らないので)ギアをどっちに踏んだらいいのかがわからなくてアタフタしてしまいました。慌てると、今、何速に入っているか?まだ、わからない!

PCXとの大きな違いは、

  1. 運転姿勢が窮屈:PCXはゆったり足を投げ出して走行する感じですが、カブはペダル位置が決まっているので窮屈。まあ、マニュアルバイクは全部そうなんですけどね。
  2. ホーンスイッチと方向指示器:PCXとカブは逆の位置になっていて混乱します。ウィンカーを出している時にカチカチというリレー音がするのは、戻し忘れを防げるので便利。スーパーカブハンドル操作とメーターパネル
  3. ハンドル左にレバーがない!これは意外と不便。サイドブレーキでいいから付けてよ。
    ちょっと勾配がある場所にバイクを止めて、車体左側に立つとブレーキを掛けられない!力で抑えるか、慣れて忘れないようにギアを入れるしかない。
  4. メーターがシンプル:トリップメーターが無い。(リード100もそうでした)ハイビームインジケーターが無いので、Hi/Loのどちらに入っているかは左手で確認する必要がある。
  5. ハンドルバーがカバーされているので、カメラやスマートフォンを取り付けるには、一工夫必要。
  6. 重量:なんと言っても軽いので取り回しが楽。後部キャリアを持って引き寄せれば、軽々と姿勢を変えられる。
  7. 燃料タンクが小さい。4.3Lタンク。満タンで240kmくらいかな。燃費はまだデータ無し。燃料メーターは赤マークゾーンに入ると、残量が1.25Lとのこと。でも60km/Lくらいゆくでしょう。
    追記:私の運転で燃費は75km/L 以上と判明。満タンで320km以上走ることがわかりました。
  8. 格納スペースがほぼゼロ:PCXもオプションパーツを取り付けない状態では積載量が少ないですが、オリジナル状態のカブはそれ以下。とりあえず純正リアボックスを注文しておきました。さらにフロントキャリアと、インナーバスケットを取り付ければ、相当な荷物を積めるはず。

走行では、
排気量が違うPCX150と比べるよりも廃車したリード100と比べて書く方が良さそうです。

  1. 意外とパワーがある:軽量であることと、ミッション車なのでシフトダウンが可能なことから、力が必要なシーンでシフトダウンが出来る。リード100ではとある上り坂でやっとのことで到達した60km/hへ、カブは低速ギアを使って楽々到達できる。(急な坂手前で信号停止、上りスタートになると、リード100はなかなかパワーゾーンに入らないのでつらかった。PCXは楽々。)
  2. 意外とエンジン音が静か。エンジンむき出し感があるのでやかましいかと思っていたら、あまり気になりません。
  3. 1速、要らないんじゃない?と思えるくらい、ローギアは強力すぎ。2,3,4速で60km/hを最高速にして走っています。
  4. まだ、フットブレーキに慣れないよ〜。
  5. 信号停止など、足つき性がいい。

さて、今後PCX150とどう使い分けて行くかが課題です。PCX150は通勤と長距離。カブは買い出しと近場への荷物運搬用ってところかな。とにかく念願の二種原付スーパーカブを手に入れました。

この車体が所有するカブの最終になるかどうかは未定ですが。

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