格安SIM: モバイルルータ303ZTが突然常時圏外に

知人が突然、SIMロック解除した303ZTがインターネットに接続できず、常時圏外になってしまうということで問題のモバイルルータを持ってきました。

U-Mobile SIMで利用始めたものの、U-Mobileは回線速度が遅いので、今は IIJmioの格安DocomoSIMを利用中。約2年間問題なく利用できたのに、2018/4/1から突然圏外になって、その後キャリアの電波をつかめないとのこと。3月は使えていたということなので、原因はSIMか303ZT本体でしょう。

まずは、SIMが壊れていないかを、別の端末に入れて確認するため、APNの設定が楽な Priori3 LTEに入れてみました。SIMをスロットに入れて、モバイル回線にIIJmioを選択したところ、アンテナは立つものの、接続が出来ない!
IPアドレスをもらえず、結果的にキャリアの回線では通信できません。SIMが故障している感じですがアンテナは立つのが不思議。WiFiならIPアドレス枯渇の時のような症状。
次に、SIMサイズが同じ iPhone4s(下駄でSIMロック解除) に入れて試してみたところ、今度は全然問題なくアンテナが立ちます。ただし iPhone4s なので 3Gで接続。検索やYouTubeは使えるので、壊れていない可能性も出て来ました。

しかし、303ZTに戻すと(15分くらい待つものの)圏外のまま。Freetel Priori3 だとアンテナは立つが接続できない。iPhone4sだと3Gで接続できる。

う〜ん、訳がわからない。

iPhone4sに入れている OCN mobile one のSIMを303ZTに入れてみたものの、これまた15分待っても圏外のままでLTE接続できない!私も、303ZTを持っているのですが、最近はあまり稼働させておらず IIJmioのAPN情報は入力していないことから、私の303ZTでも電波をつかめなかったとしても、これがSIMのせいなのかAPN設定の何処かにタイプミスをしてしまっているんじゃないだろうかと疑ってしまい、短時間では切り分けになりません。

IIJmioの場合、SIMの交換が出来る(ただし有料で 303ZTと使うにはアダプターが必要)ので、短時間で原因を切り分けるため、今後手持ちのiPhone6のSIMロックを解除することも念頭に、マイクロSIMからnano SIMへ変更する手続きをしてもらうことにしました。ということで、一旦引き上げてもらいました。

交換SIMが届いて解決か?と思いきや、状況に変化がないとのこと。SIMじゃないの?

もう一度 IIJmio のSIMと303ZTを持ってきてもらって色々やってみたのですが、短時間では切り分けできないので 303ZTは諦めました。
私の Priori3 にIIJmio SIMを刺してみると、APN設定無しでもアンテナが立ちました。APN設定でIIJmioを選択したところ、今度は即 LTE接続開始。やっぱりSIMも悪かったのかな〜と思いながら、Priori3 をアクセスポイントとして使えるように変更して、そのまま貸し出すことにしました。

知人の問題はとりあえずこれで終わりなのですが、303ZTがキャリアの電波をつかめず圏外になるという現象は、どうも知人の1台だけではなく私の303ZTとOCN mobile one のSIMを使っても発生するグローバルな現象だということがわかりました。

検索してみたところ、いろいろ推測が書いてありました。

mineoのQ&Aページ。

続いてZTEの303ZT情報ページ。

マニュアルによると、通信方式と周波数は次の通りだそうです。

国内利用時 
AXGP:2.5GHz
FDD-LTE:900MHz, 1.7GHz, 2.1GHz
3G:1.7GHz

 

同様の現象に遭遇した人たちの推測が書いてありました。

303ZTは電波をつかむ時に、まず 1.7GHzの3G でネゴシエーションして、その後で4GのLTEに切り替えるんじゃないだろうか?というもの。
4Gで接続されている間はいいのですが、一度LTEの電波を手放してしまった場合、もう一度3Gからネゴシエーションを行おうとするものの、1.7GHzの3G電波が無くなってしまっているとしたら・・・・
ソフトバンクは、2018/1/31 で 1.7GHz帯の3G電波を止めたそうですが、Docomoの場合はどうなんでしょう?

この推測は当たっていないような気がします。というのは、ソフトバンクの3G 1.7GHz終了案内のページですが、この影響を受ける契約者に代替のPocketWiFiを紹介しているのですが、その中に303ZTがあるからです。

しかし、私の周りのSIMロック解除した303ZT/305ZTが突然、Docomo SIMとの組み合わせでモバイルルータとして電波をつかめなくなったことは事実なので、Pocket WiFiルーターの何処かに原因があるとは思うのですが、それが何なのか?
303ZTではありませんが、iPhone4s を夜の間フライトモードにしておいて、朝になって解除することが多いのですが、この時圏外表示が数分続くことが最近続いています。またアンテナレベルが○○○○○のままで弱い。格安SIMなので表示と実際のレベルが乖離している可能性もありますが、WiFiだけでは数日保つバッテリーが3Gだと半日しか保たない状況になってきました。

DoCoMoのアンテナにも何か仕様変更があるのかも。DoCoMoのホームページからは読み取れないんですけどね〜。

復活した!という方の情報も書き込まれていて、特定の場所に303ZTを持って行くとLTEの電波をつかめるとのこと。

明日から、303ZTにOCN mobile one SIMを入れて、電源を投入したまま鞄の底に眠らせて持ち歩こうかと思っているところです。偶然何処かでLTEの電波をつかめれば復活するかもしれません。とりあえずは、Arrows M04 がモバイルルータにもなるので困りはしないのですが、ポケットWiFiが使えないというのも不便を感じますから何とか原因をつかんで復活させたいと考えています。

2018/04/29 追記

復活させたいと考えてはいるものの、手元にモバイルルータが一台もないというのは困るので、値段が手頃なFREETEL ARIA2 を購入しました。

2019/02/21 追記

303ZT を常時圏外から再びDocomoネットワークに接続できました。

Comments

  1. ありがとうございました。私も昨年12月タイで利用した後、そのまま放置していて、まもなく海外旅行へ出かけるので、so-netのSIMを入れて稼働するか試したところ、圏外のままうんともすんとも言わず困っていたところ、ここの記事を読んで同じような症状があるんだと気づかされました。もともと対応周波数帯が少ないうえ、欧州でも役に立たないので海外へは別のルーターを持って行くようにして、国内で利用できないかと模索していたところでした。諦めましょう。

    1. 今のところ、出来るだけ多くの地点で電源を入れ直してみて、電波を掴む地点を見つけることくらいしか対策がありません。
      もし仮に電波をつかめる場所を見つけたとしても、以降は電源を切ったりSIMを入れ替えたり出来なくなります。アンテナが消える度に、特定の場所に出かけなければならなくなりますし、その場所も永遠に使える保証はありません。ひどい話です。

      ソフトバンクやY-Mobileとの契約を続けていて電波を掴めない人が多ければ、ZTEにクレームを入れて新しいファームウェアをリリースさせる圧力になるのですが、303ZT/305ZTを格安SIMで使用しているのはソフトバンクとの契約を打ち切った人たちでしょうから、改善を要求するルートが無いのが現状です。
      諦めるのが簡単かもしれませんけど、悔しいですね。
      私は、時々持ち歩いて場所を探してみようと思っていますが、そのペースは亀のような遅さです。

      ZTEが現状の問題に対応したファームウェアアップデートを行ってくれればありがたいんですけどね。

      書き込みありがとうございました。

  2. 一つ確認したい点があるんですが、よろしいでしょうか。303ZTを持っているのでSIMロック解除しようかどうか迷っていたところです。でも、このページにあるような現象が起きていて、回避方法もないのであれば、どうしようかと悩み中です。それで、今ソフトバンク系の格安SIMがありますが、このデータSIMを差せば、SIMロック解除しなくても使えるでしょうか。MVNO業者のページを見ても、ソフトバンク系のSIMの場合、ipad用とかiphone用とあって、モバイルルータに差しても使えるのか不安だったので、ご質問させてください。

    1. まず、303ZTをSIMロック解除する意味に関してですが、ソフトバンク系SIMしか使えなかったものが、ソフトバンク系 + Docomo系のSIMが使えるようになる変化だと思いますので、ロック解除してソフトバンク系が使えなくなる訳じゃないはずなので、困ることはないと思います。(au SIMも認識するかもしれませんが、auが使う周波数帯アンテナを303ZTが内蔵しているかどうかがよく分かりません。) 一応、選択肢は広がることになります。
      じゃあ、ロック解除してDoCoMo SIMが日本のどこで使えるのか?となると、確実な情報は無い状況です。いろいろ検索すると、所沢球場とか名古屋方面で一度電波を拾えば、その後4G電波を掴み続けてくれるという情報を見つけましたが、簡単にそういうホットスポットに行ける人ならよいのですが、わざわざ交通費を掛けて電波を掴んだものの、油断して充電を怠ったり、予期せず再起動してしまうと振り出しに戻ってしまうそうですから近くにホットスポットがない人にとってリスキーな選択肢です。選択肢は広がったものの広がった選択肢は日本国内では役に立たない。それでもSIMロック解除が無料なら、ロックを解除しすればいいのですが、実際には約1,000円掛かります。

      SIMロックを解除しない303ZT(305ZTも同じ)の日本国内での選択肢は、Softbank系のSIMを使うか、Bモバイルなどの格安Softbank SIMを使うことになります。私は、どちらのSIMも持っていないので試すことは出来ません。原理的にはSoftbankの iPhone用のSIMは使えるはずです。iPad用のSIMは iPhone用SIMとは異なる仕様のはずですから、303ZTでは使えないはずです。

      ソフトバンクのホームページによると、ソフトバンクが電波を止めたことによる使えなくなる(すでに使えなくなった)モバイルルーターの代わりに推奨されているのがこの303ZTなので、まだ何年かは現役で使えるモデルのはずです。実際303ZTと格安SIMが電波を拾ってくれている時、文句のない通信速度が出ましたし、自宅のWiFiアクセスポイントにも接続できるので、自宅に帰った後モバイルデバイスの方をわざわざ自宅APにつなぎ替える必要もなく、私としてはいいモデルだと思っていました。4月までは!

      根本的には、ZTEがファームウェアアップデートを準備してくれない限りこの状況は変わらないでしょう。SIMロック解除した303ZT/305ZTは、なかなか難しい立場だと思います。

  3. 私も圏外になり続けているので、色々調べていたらここには辿りつきました。

    2018年12月末まではロシアで使えていたのですが、翌年2月で格安SIMを入れ直そうとしたところ繋がりませんでしたね。

    諦めて、Ymobileを使い続けるしかないのだろうか、、。

    1. 久しぶりに、303ZT常時圏外に関してのコメントを頂いたのをきっかけに、最新状況はどうなっているのだろうと mineoのサポートページを訪問してみたところ、305ZTをオンラインに復活させた人がいるとの情報が書き込まれていました。
      そのページに書かれているとおりに試してみたところ、303ZTが見事に復活!

      問題は海外でもこれと同じ方法で復活するか?ということですが、試してみるしかないと思います。
      日本国内では電波を掴んだ後、電源を切ったり電池切れにならない限りアンテナを掴み続けてくれるはずで。
      再び、圏外病になった時の復活手順が長いのがちょっと面倒ですけどね。

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