PowerShell: スクリプトから TeraTermマクロを実行する

TeraTerm Macro .ttl をTTpmacro.exe と関連づけしてある場合、Windowsからなら xxxx.ttl ファイルアイコンをダブルクリックするだけで、ターゲットサーバーと接続できます。
Windowsエクスプローラーから毎回、目的とする TTLファイルを起動するのは面倒ですから、できることなら PowerShellスクリプトの中から起動したいと、検索してみたところ Invoke-Item コマンドを使用すれば良いことがわかりました。

次のスクリプトは、

  1. 指定されたホストに自動でログインして、画面のコピーをファイルに保存する .ttl ファイルに対して、
  2. スクリプトの中から .ttl ファイルを ttpmacro.exe に実行させ、
  3. 実行に掛かる時間、スクリプトを一時停止し、
  4. スクリプト終了時に実行したTTLマクロを使用済みフォルダーに移動させる

というものです。$ttmacro_dir は特に変数として指定する必要はありませんが、ワーキングディレクトリを明確にするという意味で、指定しています。

# do TT Macro

$ttmacro_dir="C:\users\admin\ttmacro\"
cd $ttmacro_dir
Invoke-Item ("target_ws_name.ttl")
sleep -Seconds 7
Move-Item ("target_ws_name.ttl") 'C:\users\admin\ttmacro\done'

今回は、.ttl ファイルから TeraTerm の自動ログインを行わせましたが、異なる拡張子のファイル、例えばExcel や Word ファイルを自動で立ち上げる時にも使えます。

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