TeraTerm Macro .ttl をTTpmacro.exe と関連づけしてある場合、Windowsからなら xxxx.ttl ファイルアイコンをダブルクリックするだけで、ターゲットサーバーと接続できます。
Windowsエクスプローラーから毎回、目的とする TTLファイルを起動するのは面倒ですから、できることなら PowerShellスクリプトの中から起動したいと、検索してみたところ Invoke-Item コマンドを使用すれば良いことがわかりました。
次のスクリプトは、
- 指定されたホストに自動でログインして、画面のコピーをファイルに保存する .ttl ファイルに対して、
- スクリプトの中から .ttl ファイルを ttpmacro.exe に実行させ、
- 実行に掛かる時間、スクリプトを一時停止し、
- スクリプト終了時に実行したTTLマクロを使用済みフォルダーに移動させる
というものです。$ttmacro_dir は特に変数として指定する必要はありませんが、ワーキングディレクトリを明確にするという意味で、指定しています。
# do TT Macro $ttmacro_dir="C:\users\admin\ttmacro\" cd $ttmacro_dir Invoke-Item ("target_ws_name.ttl") sleep -Seconds 7 Move-Item ("target_ws_name.ttl") 'C:\users\admin\ttmacro\done'
今回は、.ttl ファイルから TeraTerm の自動ログインを行わせましたが、異なる拡張子のファイル、例えばExcel や Word ファイルを自動で立ち上げる時にも使えます。