Webページからの機器設定作業中にはコピー&ペーストを多用します。Excel やテキストファイルにパラメータを書いておいて、順番にパラメータをファイルからWebページの設定画面にコピーしてゆきます。
この時怖いのが、コピーするセルを間違ったり、コピーする範囲を間違って、それに気づかず本番設定を終えてしまうこと。幸いペースト作業は、ペーストする場所を間違えるくらいで、情報の一部しかペーストできないようなことは起きません。
設定フィールドが大量の場合、作業中に話しかけられたり、メールが着信したりすると、間違いやすくなります。Excelシート中のセルなんて、Windowを切り替えて一度目を離すと次に選択すべきセルがどこだったか簡単に見失いますからね。
問題はコピー作業。
そこで、PowerShell で変数や定数などのパラメータをクリップボード(コピーバッファー)に取り込む方法を検索してみました。
調べてみたら、書式はとっても簡単。パラメータをパイプで clip に渡すだけ。
$para1 | clip
設定するパラメータの個数分、この行をループさせれば(ペーストする間スクリプトを一時停止する必要はありますが)パラメータのコピー作業を間違えにくくなります。
ペースト作業は割と間違えにくい作業なので、設定データを自動でクリップボードに取り込むことが出来れば、設定作業はとっても簡単になります。これを使わない手はありません。