RadikoPad v.1.0.1 に Internet Explorer で開いた ラジコ タイムフリー番組表をドラッグ&ドロップしようとしても、赤い丸に斜線の禁止マークが表示されて、ドロップできないという報告がありました。
私の環境下でも再現しましたので、原因と回避策をまとめることにしました。
現象
ラジコタイムフリー番組表から、番組をドラッグして、RadikoPad に重ねると赤い丸に斜線の禁止マークが出て、情報を渡すことが出来ません。
OS: Windows7(32bit/64bitとも)、おそらく Vista 以降のWindows すべてで再現するはず。
ブラウザー:IE11
原因
Internet Explorer の保護モードが有効になっていると、RadikoPad へドロップできません。IE保護モードがないWindowsXP では発生しません。
具体的には、タイムフリー番組表のプロパティーを表示した時、下図のように「保護モード:有効」になっているページのコンテンツは、ドロップできません。
下図のように「保護モード:無効」になっていればRadikoPadへドロップ可能です。
回避策
その1
Internet Explorer のインターネットオプション→セキュリティ にある「保護モードを有効にする」チェックボックスのチェックを外し、IEを再起動すると RadikoPad へドロップできるようになります。
ただし、IE はWebブラウズだけでなく、ファイルマネージャなどとしても動作するので、IEのデフォルト設定を変更することはお薦めしません。
単純に、Firefox や Google Chrome など別のWebブラウザーを使用する方が安全です。
IEの設定変更を行う場合は、実際に作業を行う前に、Internet Explorer の保護モードについての解説をしてあるページを読んで理解した後に行うことをおすすめします。
例)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1405/16/news128.html
また、少しだけ手間ですが、コメントフィールドにある「せっかく さん紹介」の その3 の設定を行うと、IE11 で Firefox, google chrome と同等に Drag & Drop できるようになります。
その2
ドラッグ&ドロップ を使用せず、放送局、日付と時刻指定を使用する方法でも回避できます。
その3
[インターネットオプション]-[セキュリティ]の[信頼済みサイト]に http://radiko.jp を追加する。
但し、radiko.jp自体に改ざん等があった場合には色々不都合がありそうですが…
せっかく さん、
その追加操作、実際に可能でした?
私も、radiko.jp を登録すればいいんだとと思って、「追加」ボタンを押したのですけど、
「このゾーンに追加したサイトには、https:// プレフィックスを使用する必要があります。このプレフィックスはセキュリティで保護された接続を保証します。」
とダイアログボックスが出て来て、信頼済みサイトに radiko.jp を登録できなかったんですよ。それで、やむなく全体の保護モード解除を紹介した訳です。
Windows7Pro 64bit, IE11(11.0.40)
その他の、Windows バージョン、IE、Edge なら可能なのかも知れませんが。
Radiko.jp 自体が改ざんにあってしまって、番組情報フィールドが外からはわからないように改ざんされたと仮定する場合、RadikoPad は番組情報フィールドを解析して、ffmpeg にダウンロードする時刻情報を渡しているだけなので、エラーになるか、無応答になるか、別の番組をダウンロードしてしまうか、くらいの障害しか起きないでしょう。
どちらかというと、「いろいろ不都合」が相当する IEがアウトとなって、PC自体がトラブるでしょうから、保護モード解除は、こういうコメントを書ける人以外はやらない方が良いと思いますね。
実際に追加出来ました。
手順は、まず「□このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする(S)」のチェックを外してから、「追加(A)」を押します。
サイトが追加されたら、外したチェックを入れ戻したのち「閉じる(C)」を押します。
IEの再起動後、Radiko.jpからRadikoPadにD&Dが出来るようになり、RadikoPadのテキストボックスに番組情報の文字列が表示されるのを確認しました。
Win7Pro64bitSp1 + IE11(バージョン: 11.0.9600.18617、更新バージョン: 11.0.40 (KB4012204))
私はIEをらじるらじるを再生すること以外は殆ど利用しないので、この方法で使っていきます。
またまた、この部分を見落としていました。
>まず「□このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする(S)」のチェック
確かにご指摘のチェックを外して登録すれば出来ました。
これなら、Firefox, Chrome を使う場合と同等ですね。