2016年1月に購入し、約1年間利用して、総走行距離が約11,000km になった愛車 HONDA PCX ですが、手放すことになりました。
PCXに関しては、燃費、走行性能、オプション、経済性などすべて満足していますので、最低3年間くらいは乗り続けようと思っていました。まさか1年間で手放すことになるとは。
PCX を購入することにしたのは、当時通勤に利用していた HONDA リード100 のエンジンが壊れたため。迷ったあげく PCX を購入しましたが、本当はパワーに余裕があって自動車専用道路を走ることが出来る PCX150 の方に乗りたかった。通勤バイクの故障だったため、納車までの日数が1週間ほど長くなりそうなPCX150をあきらめ PCX を購入しましたが、その判断は間違っていなかったと思います。自動アイドリングストップ機能や55km/L 以上の低燃費、USB充電用シガーソケット、オールLEDライトという先端装備。唯一の不満は標準時のシート下格納スペースですが、これは大型リアボックスを装備することで解決可能。PCXは、自分の行動範囲で最もパフォーマンスを発揮できる仕様のバイクでした。
それでもPCX150に対する未練は残っており、今年(2017年)、PCXのボディーカラーレパートリーが変更となり、メタリックシルバーモデルが無くなってしまい、流通在庫と中古車のみになったことを知りました。これで、PCX150 を購入するチャンスは、今現在か、次にお気に入りカラーかモデルチェンジしたタイミングだろうな〜と漠然と考えていました。
このタイミングで、いつもお世話になっているモトビルド・フロンティアから、「PCX150 メタリックシルバーモデル、新古車がありましたよ。」と連絡をもらってしまいました。モトビルド・フロンティアに在庫あるわけではなくて、知り合いのショップにあったそうで、こまかい説明は省略しますが、訳あり在庫で多少安くなるとのこと。
なぜ、新色じゃなく、シルバーメタリックがいいか?というと、単純に「最も汚れが目立たない色だから。」別の言葉で言い換えると「自分の生活スタイルに合わせやすいから。」
他の色なら、今、焦って買う必要はありません。色のレパートリーが増えた後は、大幅モデルチェンジもあり得ますし。
PCX と PCX150 の違いは、基本的にはエンジン排気量だけです。(それに伴い、こまかい違いはあります。ETCオプションとか。当然電子制御パラメータやスターターも違うでしょう。)PCX用に所有したり、使用しているスノータイヤなどのオプションをそのままPCX150に移設できます。
「買った!」の一言しかありませんでした。
150cc にして何が良くなるかというと、高速道路や無料自動車専用道路を走れるようになること。時間短縮効果は小さいのですが、私の行動範囲には無料自動車専用道路が何カ所かあり、希に利用したいシーンがあります。カーナビ専用モデルは、原付二種を考慮してくれないので、今まではライダーの頭で目的地までの経路を判断しなくてはならない部分がありましたが、今後はそれが不要になります。
見た目は、ナンバープレートの色が、ピンクから白に変わってボディーに”150″ のマークが増えるるだけ。(以下の写真。)バイクに興味がない人は車種を変えたことにさえ気づかないはず。
購入前の予想としては、「PCX150の高速道路走行性能ってこんなものか。」ってなって、「日常コストを考えると、所有するなら125ccのPCXの方がいいんじゃない?」ってなるんじゃないかと想像しているんですが、久しぶりに中型クラスのバイクを所有するワクワク感を押さえられません。
車体が届いたと連絡が入ったので、見に行ってきました。
見て感じたことは、「今乗っているPCXと同じだ!」
見た目が同じでも、新車というのはワクワクするものです。
PCX150 納車
そして、納車日がやってきました。本日PCXに乗って交換に行きました。
並べて撮影。
車体は125ccと150ccで共通なので、PCXロゴを確認したり、フロントフェンダー前部の白シールかリア△マークを確認しないと違いがわかりません。エンジンが違うので車重は150ccの方が +1kg。ちなみに、PCX150は前後のノーマルタイヤをミシュラン製 City Grip タイヤに交換してもらいました。
フロントクリアースクリーン、リアトップボックス、ハンドルカバーを移設し、フロントグリルを純正オプションのクロムグリルに変更してもらったのが次の写真。
完全に、原付二種を示すシールが無くなっただけの PCX。(笑)
一応、フロントグリルをクロムにしたけど、全然気づかない感じ。下図は、同じ角度のPCX。
そして、持ち帰りました。
PCX150、初日
まず、PCX, PCX150 とも慣らし運転は 500km くらいまでです。その間、(昔のようなエンジン回転数のリミットや)スピードの上限は指定されておらず、急なアクセル操作を行わないように と記述されています。要するに、PCXで日毎行っている低燃費走行をすればいいだけのようです。
PCX125 は新車購入直後、(慣らし運転のため思い切ってグイッと)アクセルを開けないことから「力がない」と感じていました。PCX150は同じアクセル操作でも、現時点の125cc以上のパワーを感じます。平地走行は、125cc と同じなのですけど、登り坂は慣らし運転中であるにもかかわらずグイグイ上って行きます。これは、慣らし運転が楽!
帰り道、燃料タンクを満タンにして、メータをリセットして自宅まで帰り、メーターをチェックしたところ、燃費が 61.1km/L を示していました。(給油直後は下り運転なので必ず燃費値が良くなります。)平地だと多分55km/L くらいでしょう。
ということで、PCX150 初日メモを終了。
今は、通勤していないのでどうやって慣らし運転を終わらせようかと考え中。