Vostro1000: スペアバッテリー購入したものの使えず

Dell Latitude E6500 互換バッテリーを安く調達出来ることがわかったことに気をよくして、私の Vostro1000 も充電が殆ど保たなくなっていることから Vostro1000用バッテリーも調達しようと、同様に Amazon で検索してみました。

互換バッテリーと、中古純正バッテリーのどちらがいい?

商品レビューをじっくり読んでみると、互換バッテリーは、装着時のフィット感に当たり外れがあるようです。そして、まれに性能にハズレがありそうという印象。
純正バッテリーは装着フィット感の問題は発生しませんが、充電性能は前使用者の使い方や保管業者の保管方法に性能が左右されそうです。
ということは、9セルの中古純正品が、6セル互換品程度の価格で買えるなら、中古純正品の方がいいのでは?と考えました。また純正バッテリーには、バッテリー単体にLEDランプが5個付いており、バッテリー残量と寿命を知ることが出来ます。ボタンをクリックすると、バッテリー残量表示となりLED点灯1個が残量約20%に相当します。3秒以上長押しした時に、LED全てが消灯するとバッテリーは正常状態であり、何個が点灯するようだと寿命を迎えつつあるということ。
互換バッテリーも写真ではLEDインジケーターが付いているように見えるものがありますが、購入してみないとこの機能が付いているかどうかはっきりわからないものもあります。

ちなみに、Vostro1000 のバッテリーは、4セル、6セル、9セル があるそうで、私のVostro 1000 は、最低構成で購入したため、Panasonic製の 4セル 14.8V 29Wh Type HK421(191 Panasonic DELLXU8828) が付いています。
6セルは 11.1V の 51Wh、9セルは 11.1V 85Wh です。当然、セルが少ない方が軽いので、9セルものは重いことになります。

そして、Amazon の製品ページに「ほぼ新品」と書かれている 9セル11.1V 85Wh の中古純正バッテリーを発見し、注文しました。残り1個でした。

本日、商品が到着して、Vostro1000 に入れてみたところ・・・・・見事にハズレでした。
使用時間が短いどころか、全く充電できませんでした。

バッテリーを入れて、電源アダプターを付けた時点で、バッテリー状態を表すインジケーターが、「緑、オレンジ、オレンジ、オレンジ、消灯」を繰り返します。オレンジ色のインジケーターなんて初めて見ましたよ。
Vostro 1000 バッテリー不良状態

バッテリーのプロパティーを見ると、ばってんマークが付いているし。

Windows XP にログオンしてすぐに、「お使いのバッテリーは正常に充電されていますが、使用できる期間が残り少なくなっています。」と出て来ます。

充電自体が不可能になっているようです。

付属していた「ノートパソコン用バッテリー 取扱説明書」というのを読むと、いかにも怪しいお店。

「初めて使用する際は、バッテリー残量を3%になるまで放電し、その後完全に充電して下さい。」とあります。おいおい、これはNiCd充電池やNi水素充電池の場合説明だろう!リチウムイオン充電池には該当しない説明です。まさか、販売前に放電させて保管していたのか!?
リチウムイオン充電池の場合、メモリ効果は存在しないので、完全放電状態で保管するのは寿命に悪影響。単体で保管する場合は、容量の半分程度で保管するべき。満タン保管も良くないけど、放電保管よりはマシだと思う。買ったお店が悪かったようです。

とりあえず、Amazon経由で、交換か返金を依頼したところです。

交換がありがたいのですが、返金になってしまった場合は、次にどのバッテリーを調達するかが課題になります。互換新品か、中古か、、、、、

追記

あっさり返金処理されてしまいました。
同等品との交換がありがたかったのですが、中古パーツの場合は交換パーツが在庫として存在しない場合がありますから仕方ありません。
使えないバッテリーを返送しようと思ったら、購入者側で廃棄して欲しいとのこと・・・・・・。
う〜ん、結果的にリサイクルゴミが届いたって事か〜。

金銭的なダメージはありませんし、マーケットプレースの業者への不満もありませんが、時間と労力はロスしました。ブログネタにはなりましたけどね。
中古パーツを買うとこういう事もありますよ。逆に、Dynabook 用バッテリーのように大当たりの場合有りますからね。

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