NEC LaVie S LS700/S(PC-LS700SSW-E3): HDDをSSDに交換

Windows10 ノートPCの動きが遅い!と、知人がPCを持ち込んできました。
安物ノートPCを購入してブツブツ言っているのかと思いきや、NEC LaVie S の Core i7 モデル(PC-LS700SSW-E3)で、メモリも8GB積んでいるハイスペックノートPCです。「これで遅いわけないじゃん!」と、実際に動作させて貰ったところ、特定アプリケーションを動かすと画面やマウスポインターが停止してしまうことがわかりました。

ハードウェアは購入時のときの標準仕様のままで、OSは例の無償アップデートで 8.1 から 10へ更新されていました。

具体的な遅いという症状は、OSを起動させた後、Webブラウザーや Office を使うならばサクサク使えるものの特定アプリケーションを起動すると、ウィンドウのドラッグ移動やリサイズに極端な遅延が発生するというもの。そのアプリとは、商品・金融取引(?)用のアプリ。
Metatrade4 と Axiory4 というのを使っているそうです。

私には縁がない FXや投資関係のアプリですが、ウィンドウをつまんで動かそうとしてもすぐに動かなかったり、メニューの出方に相当な遅延が発生します。アプリを起動した途端、Core i7 が Celeron になったかのような遅延が発生します。

タスクマネージャーを開いて、パフォーマンスを監視する準備をして、Metatorader4 というアプリを起動すると、やたらとHDDへのアクセスが発生していることがわかりました。パフォーマンスモニターで、CPU負荷は50%以下、メモリも4GB以下しか使っていないのに、ディスクアクセスだけは頻繁に発生しており、ウィンドウがマウスに追従しない時はHDDアクセスが100%に張り付いているようだとわかりました。また、ネットワーク上にも結構な量のデータが流れているようです。アプリケーションがどんな動きをしているのかわかりませんが、HDDのアクセスランプが殆ど消えません。

こういうケースではHDDをSSDにすると効果があるはず!と、Amazon で Crucial の MX300 というSSDを注文し、HDDと交換することにしました。注文時点では、7,980円也。

SSDは翌々日に到着。

ドライブ交換

SSDが届いて交換開始しようとして LaVie LS700/S を裏返して困ったのが、HDDの格納場所がわからないこと。DELLやHPのノートPCはドキュメントが充実していて格納場所がすぐに分かり、取り外しにも力は必要無いのですが、LaVie に関してはNECのWebサイトまともなドキュメントがありません。メモリ増設に関しては簡単なドキュメントがあり、裏側の広いカバーの下にメモリスロットがあることがわかりました。ということは、HDDは別のカバーの方でしょう。

NEC LaVie S LS700/S バックパネルと用途

とりあえず、両方のフタのネジを全て外して中身を確認してみようとしたのですが、LaVie はカバーのネジを外しただけではカバーはびくともせず、かなり力を入れて引き剥がさないとカバーが外れません。ユーザーに手を触れて欲しくないというメーカー姿勢が伝わってきます。こういう売り方しているからシェアがドンドン低下するんだろうと納得します。

カバーが壊れないかとドキドキしながら、HDD格納カバーを引き剥がしました。

lavie LS700/S のハードディスクベイ

2.5inch HDDは、ネジなどでは固定されていないので、SATAインタフェースをマイナスドライバーでこじると簡単に取り外せました。
取り外したHDDは肉厚タイプ。
交換予定のSSDと比較すると1~2mm くらい違いがあります。ネジで固定されていないため、SSDをそのままSATAスロットに差し込むと、がたがたしてしまいます。

標準のHDDとSDDで厚さが違う

よく見てみると、購入した Crucial MX300 には、厚さ調整用のアダプターが付属していました。両面テープで貼り付けるタイプ。

crucial ssd mx300 と厚さ調整ベゼル

これを使用して、装着したのが下図。上側が取り外した2.5inch HDD。

PC-LS700SSW-E3 HDDとSSD交換完了

カバーを戻してネジ留めし、内蔵HDD/SSD交換作業は終了。

OS再インストール

交換作業は、1時間以内で完了したものの、このあとでOSの再インストールが必要になります。今回はクリーンインストールなので、Windows10 の場合、アクティベーションが完了していれば、インストールメディアから何も考える必要無くWindows10が入れることができます。私の場合は自分のPC用に Windows10.iso を作ってあるので、これを内蔵DVDドライブにセットして電源オンで Windows10インストーラが起動しました。

SSDにWindows10をクリーンインストール

その後は、メニューの指示に従って進めて行けばいいだけで、インストールパーティション指定するところでちょっとした選択が必要になりますが、ほぼ1時間でインストールが完了。後で気が付きましたけど、ドライバーCDさえ不要でした。2014年に販売終了のモデルでしたので、OS DVDに全部のドライバーが全部入っていたのだろうと思いますが、早かった〜。

Windows10 のクリーンインストール、すごく簡単!

さて、問題の Metatrade4 が早くなったか?という点ですが、Web ブラウザーやデスクトップの動きは更に軽くなりました。
全体の動きは早くはなって、取引アプリの動きも早くなっているのですが、遅延が発生する現象は消えていません。程度は軽くなっているとのことです。

クリーンインストールしたので、このあとPCをカスタマイズしたらどうなるかという課題はありますが、とりあえずノートPCを持って帰ってもらいました。あとは、当人が何とかするでしょう。

ということで、このメモは金融取引アプリの話じゃなくて、NEC LaVie LS700/S のHDD→SSD交換ということで、ここでお終いです。

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