FreeBSD11: 名前解決コマンド nslookup, dig がオプションに変更

FreeBSD11 サーバーをセットアップ中。

ネットワークを有効にするため、IPアドレスはをとりあえず DHCP で入手するように rc.conf に

ifconfig_em0="dhcp"

を記述。

% ifconfig
em0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500
 options=9b<RXCSUM,TXCSUM,VLAN_MTU,VLAN_HWTAGGING,VLAN_HWCSUM>
 ether 08:00:27:7a:bb:fb
 inet 192.168.1.12 netmask 0xffffff00 broadcast 192.168.1.255 
 nd6 options=29<PERFORMNUD,IFDISABLED,AUTO_LINKLOCAL>
 media: Ethernet autoselect (1000baseT <full-duplex>)
 status: active

とローカルIPアドレスを取れたのはいいものの、IPアドレスからホスト名に変換しようと nslookup を発行したら、nslookup コマンドがない!

% nslookup `ifconfig | grep netmask | head -1 | awk '{print $2}'`
nslookup: Command not found.

あまり使っていないコマンドだけど、dig はどうかとコマンドをタイプしてみると、

% dig
dig: Command not found.

これも存在しない!

検索してみると、FreeBSD11 では、nslookup, dig ともオプションコマンドになってしまったとのこと。
もちろん後で入れ直しますけど、今、バッチコマンドによる FreeBSD11 初期設定スクリプトを書いているところで、OSインストール直後に nslookup が存在しないというのは痛いな〜。
上記リンクによると、代わりに host と drill コマンドが準備されているとのことで、

% host `ifconfig | grep netmask | head -1 | awk '{print $2}'`
12.1.168.192.in-addr.arpa domain name pointer pc12.lifewithunix.jp.

とやってみると確かにホスト名を取ることは出来ました。

今回はコマンド名の変更じゃなくて、パッケージの変更(BINDを外して UnboundとLDNSを組み込み)ということなのでコマンド名が変わるのはやむを得ませんが、馴染んでいたコマンドが標準から外されるのは悲しい。ところで、UnboundとLDNSってBINDと同じ系統とは思いますが、どんなんだろう?

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