Stick PC はトラブルの話題に事欠きません。
Microsoft Edge を使って、外部サイトをアクセスしようとしたら、外部ネットワークに出て行けないことに気が付きました。
Chrome を使うと問題なく外部サイトをアクセスできるので、私のネットワークに問題が発生しているわけではないようです。
IEを試しましたが、問題なくインターネットへアクセスできます。ちなみに、今回の Stick PC は Windows10プリインストールの BOXSTCK1A32WFC。昨日苦労してWindows10へアップグレードした Stick PC とは別のハードウェアです。
原因を切り分ける必要があるので、別のアプリ、「ストア」を起動したところ、下図のようになり開けません。
「もう一度お試し下さい。ページを読み込めませんでした。しばらく待ってもう一度実行して下さい。エラーコードは 0x8000FFFFです。」なにこれ?ping は動く。
どうも Edge を使うアプリだけが動かないようです。
更に切り分けを行い、HTTPプロキシーサーバーを指定するとこの現象が発生し、プロキシーを切ると正常動作します。そういう意味では、回避できるので問題ではないのですが、気持ちが悪い現象。
HTTP Proxyを指定している時だけ、パケットがルーターまで届いていないようです。一件ファイヤーウォールがブロックしているように見えるものの、ファイヤーウォールログには記録されていません。
検索してみると、似たような情報がマイクロソフトのフォーラムに見つかりました。
このページの情報通りに作業したわけではありませんが、デバイスドライバーでNICを表示してみたところ、エラーはないものの表示が変。
通常、2,3個しかないはずのネットワークアダプターが10個くらい表示されています。
HTTP Proxy を指定すると、本来はWiFiにパケットが流れるべきところが (存在しない)WAN ポートに流れているんじゃなかろうかと推測。
WANデバイスドライバーを一つずつ削除して行くのも馬鹿馬鹿しいので、Stick PC BOXSTCK1A32WFC を単純にリブートしました。再起動直後にデバイスドライバーを確認したのが次の図。
WAN ポートが消えていました。
Microsoft Edge を起動してみると、今度はプロキシーを使っていても問題なく外部サイトへアクセスできます。なぜ突然このような症状になったのか不明ですが、リブートすることにより解決しました。Windows10 になっても、相変わらず不思議な症状が発生する Windows OSです。