サードウェーブ Diginnos STK1B を手放すことになりそうです。
Diginnos Stick DG-STK1B(スティック型パソコン Windows 10)
¥7,980 (2024/10/09 09:59 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)ピーク性能は、Intel Compute Stick BOXSTCK1A32WFC に劣るものの、ファンレスでも冷却が容易なこれからの冬場は活躍の場がありそうなのですが、諸事情で手放すことにしました。
代わりに、Intel Compute Stick STCK1A32WFC をもう一台追加することにしました。上記リンクのメモにも記述しましたが、2016/07/29 で Windows7/8 からWindows10への無料アップデート期間が終了しているため、売れ残った Windows8.1 with Bing バージョンのスティックPCは Diginnos STK1B Windows10 と同程度の価格で売られています。待っていればもっと下がるかな??
Windows10 Home のモデルですと1万5千円以上の価格のものが、約1万円で調達出来ます。
問題はOS。Windows7 を使えるなら使いたいところですが、ドライバーを探すのに一苦労でしょうね。
Windows10 で使いたいならば、アップグレードライセンスが必要になるため、最初からWindows10 Homeのモデルを購入する方が安上がりです。
しかし、無料でWindows10にアップグレードできる、または Windows以外のOSで使うならお得と言えます。5千円以上の節約になります。Web上を検索してみると、今時点でも Windows8.1から10へ無償でアップグレードする手段が残っているようです。
これに期待して、IO DATAからCSTK-32Wとして売られている BOXSTCK1A32WFC(上記) を購入しました。
積極的にWindows10を使いたいわけではありませんが、Windows8.1 よりはマシだし、将来他人に譲ることになる時を考えると今 一度はWindows10にしてライセンス認証済みにしておく必要があります。
到着して、即開封。電源投入して初期設定を行った後、システム情報を表示したのが次の図。
間違って、Windows10版が届いてくれればラッキーだったのですが、そういう手違いもなく Windows8.1 with Bing が届きました。
Windows10 に上げて一度アクティベーションを行えば、OSは初期化したとしてもその後また Windows10 に戻すことは自由になるので、Windows10への無料アップデートをトライしてみることにしました。幸い、まだ無料アップデートURLは残ってました。
アップグレードを実行したものの、90%を越えたあたりから殆ど進まなくなってしまい、99% を示してから3時間以上止まったまま。
アップデート開始から9時間待っても終わらないので、しびれを切らして Stick PCを再起動してしまいました。
再起動後に途中から始めてくれるかと思ったら、ダウンロードからやり直しでがっくり。
しかし、やり直したら、ダウンロード後、あっさりパッチダウンロードウィンドウが出て来ました。
「更新プログラムをダウンロードしています」と出て、「更新プログラムをチェックしています」の左側がクルクル回っていますが、ダウンロードしている気配無し。今回もフリーズしているのだろうか?
14時間くらい待つと、ようやく次の画面に進みましたが、またまた進捗状況「0%」で5時間くらい止まっています。アップデートを開始してから20時間経ってもインストールが殆ど進まない。
もう待ちきれない!Windows8.1上で普通にWindows10 ISO イメージを Microsoft の Windows10ページからダウンロードし、インストールDVDを作成し、そこからインストールすることにしました。
Windows 8.1 って USB 接続の DVDドライブで普通に ISOファイルをDVDに焼けるのね。Roxio Creator ばかり使っていたので OSに書き込み機能が実装されているのに今まで気が付きませんでした。DVD-Rにインストーラを焼いて、そのままエクスプローラで表示して setup.exe を実行。
途中、画面が止まってしまい不安になるシーンもありましたが、2時間くらいでインストールが完了しました。オンラインからのアップデートは何度も失敗し、OSリカバリーも2,3回やってダメだったので、途中、このまま 8.1 with Bing のまま使うことが頭をよぎりましたが、DVDからインストールすれば一発でした。OSアップグレードはメディアを使うのが一番確実。
まず確認したい点はアクティベーションがどうなるのかということ。
無事に Windows10 ライセンス認証が完了していました。
これで、この後は Windows10をクリーンインストールしても大丈夫のようです。
続いて、HDD(eMMC) のパーティションがどう変化したかの確認。
CSTK-32W 購入直後にディスクパーティションを確認した時の構成は次の通りでした。
回復パーティションが 6.35GB 確保されています。
ところが、Windows10 にアップグレードした後のパーティション構成は、次図の通り。回復パーティションが消えてしまいました。お〜い。
インストールメディアからインストールしたので、もう不要ということで消された?
DVD-R が残っているので、まあ、いいけどね。
ちなみに、Windows10 として修理(実際には新品交換)から戻ってきた BOXSTCK1A32WFC は回復パーティションとして、約 0.6GB が確保されています。こういう違いがどこから出て来るのかが Windowsのよく分からないところです。
Microsoft からのプッシュによるWindows10への無償アップグレード更新期間は終了していますが、無償で Windows10 へアップグレードできる仕組みは残ったままのようです。(恐らく、技術とマーケティングの乖離によるものでしょう。)これがいつまで続くのかはわかりませんので、旧バージョンOS搭載PCを入手した場合は、早めに一度 Windows10 に上げてしまいましょう。
目標であった「値崩れしている Windows8.1 with Bing搭載PCを安く入手し、Windows10へ上げて使う」ということは達成でき、しかも無償で行うことが出来ました。
ちなみに私の Intel Stick PC購入目的は、Windows 以外のOSをStick PCで試すことなので、手放す時にもう一度 Windows10 を入れることが出来ればOK。