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先日のラジコの仕様変更。radika.exe は影響を受け、AYTHKeyGet-Alternative を更新する必要がありましたが、FreeBSD で録音するための radiko.sh は正常に録音を続けていたので問題ないとばかり思っていました。
ところがどっこい、正常に録音を続けていたのは過去ファイルを更新していなかった単なるラッキーで、新しいWSL環境で radiko.sh を試そうとしたところ、エラー!! Authkey のやりとり問題は rtmpdump スクリプトを使用していても発生しており、修正の必要があることにようやく気づきました。
前メモに記録を残しましたが、まとまっていないため、新たに専用のメモを残すことにしました。
ベースは、FreeBSDによるラジコ録音 part1 で、これのスクリプト修正となります。
修正に必要な場所は、昨日の WSL での記述にあるとおり。これは、ラジコサーバーと authkey のやり取りを行うための手続きの更新。具体的な修正箇所は、
- player.swf ダウンロードURLの変更
- swfextract コマンドオプションの変更
- wget コマンド記述の変更が2カ所
です。
1. player.swf の URLとファイル名の更新
旧) playerurl=http://radiko.jp/player/swf/player_3.0.0.01.swf --- 新) playerurl=http://radiko.jp/apps/js/flash/myplayer-release.swf
2. swfextract の -b オプション
旧) swfextract -b 14 ${playerfile} -o ${keyfile} --- 新) swfextract -b 12 ${playerfile} -o ${keyfile}
3. wget 内 オプション記述変更
1カ所目 旧) < --header="X-Radiko-App: pc_1" \ < --header="X-Radiko-App-Version: 2.0.1" \ --- 新) > --header="X-Radiko-App: pc_ts" \ > --header="X-Radiko-App-Version: 4.0.0" \ =========================================== 2カ所目 旧) < --header="X-Radiko-App: pc_1" \ < --header="X-Radiko-App-Version: 2.0.1" \ --- 新) > --header="X-Radiko-App: pc_ts" \ > --header="X-Radiko-App-Version: 4.0.0" \
以上の修正を、今まで使用していた radiko.sh に加えたのが
で、このファイルを radiko.sh など名称で保存し、実行権を与えれば準備完了。
テストを完了したので、来週から、この新しいスクリプトバージョンを使って FreeBSD サーバー上のタイマー録音を開始する予定です。