Win10: MacのRemote Desktop Connection からつながらない

Windows10 無料アップグレードが可能なうちに・・・と Windows7 Pro から Windows10 Pro へと更新したPCですが、それまで Snow Leopard の Mac から Remote Desktop Connection にて問題なく接続できていたものが、下図のエラーが発生してつながらなくなってしまいました。

接続先のコンピューターのIDを確認できません。Windows ベースのコンピュータに再接続してみるか、または管理者に問い合わせてみて下さい。

「接続先コンピュータの ID を確認できません。」ですと。

Windows7 や Windoes10 Home からは接続できます。Windows7 の時は接続できていたので、おそらく認証方式が変更になったのでしょう。
対処方法を調べるのが面倒だったので、しばらくは Intel Compute Stick の Windows10 Home のリモートデスクトップから接続するとか、一度 Windows7 のPCにログインした後、更にリモートデスクトップで接続するという方法で回避していました。Compute Stick からリモートアクセスするのは結構快適。毎回、キーボード・マウス・ディスプレイを切り替えるのが面倒じゃなければそのままでもいいのですが、その切り替えで机の上がバタバタするのがかなり面倒。リモートデスクトップのリモートデスクトップは、接続先PCの動きがもっさりしてくるので Photoshop のような作業には不向き。

ようやく真面目に回避策を探ることにしました。検索エンジンで調べてみると、この現象に遭遇している人は多いようで、対処方法は簡単に見つかりました。調査前は、レジストリエディタでの作業かな?と考えていましたが、今回はグループポリシーエディタ(gpedit.msc)での作業のようです。

使うツールは異なりますが、基本的にはレジストリエディタでの作業と同じ。目的のキーを見つけて、スイッチを入れ替えた後、サービスのリスタートすればOK。ということ。

gpedit.msc を起動した後、目的のキーを見つけます。

gpedit で リモートデスクトップ キーを見つける

修正すべき項目は2カ所。

gpedit_msc_rdt2

「リモート接続に特定のセキュリティーレイヤーの使用を必要とする」については次のように2カ所を編集。

gpedit_msc_rdt3

この後で、管理ツールのサービスから、リモートデスクトップ サービスを再起動。または、PC自体を再起動することにより修正の結果が反映するようになります。

実際に試してみると、問題解決。再び Mac から Remote Desktop Connection で、Windows10 Pro に接続できるようになりました。

コメントを残す