Amazon FireタブレットをMacと接続してファイル転送

Amazon Fireタブレットにファイルを転送しようとして、バタバタ。USBケーブルでつなぐだけかと思ったら、違ってました。

Amazon Fire タブレットにはマイクロSDメモリスロットが付いているので 32GB のSDメモリを入れています。主な目的は、8GBしかない内蔵メモリの容量を節約することで、ファイルを保存することはあまり考えていませんでした。オンラインドキュメントをタブレットで見る時に使う事もありますが、その時は Cloud 経由で転送したり、ES File Explorer(怪しいアプリなので、実はあまり使いたくない) を使ってネットワークファイル転送を使用していました。素の Android 端末と違って、Amazon のサービス付き Fireタブレットは、コンテンツ転送する場合も便利。

小さなファイルや単発ファイル転送の場合は、物理接続が不要なネットワーク転送が便利なのですが、録画したドラマ 1シーズン分をMPEG変換して、寝っ転がってタブレットで見直したいような場合、さすがに数GBのファイル転送となると、Amazon Cloud経由させず、SDメモリに直接転送したいものです。実際、Fire Tablet 購入直後はSDメモリアダプターを使ってデータコピーをしたこともあったのですが、最近はアプリケーションをSDメモリ側に保存しているのでSDカードを取り外すのは結構面倒。
ふと、USBケーブルで接続して直接転送できるのでは?と、思いつきました。すぐに思いつくべき方法ですが今まで思いつかなかったことが不思議。

以前、勤め先で Android スマートフォンを支給されていて、内蔵カメラで撮影した画像を、充電用USBケーブルで、簡単にWindows7 PCに取り込めていたことを思い出しました。SDメモリがリムーバブルドライブとしてエクスプローラに表示されるので、接続するだけでUSBメモリと同様に扱えました。Fire OSのAmazon Fire Tablet も元はAndroid なので、USBで繋げばいいんじゃない?と Snow Leopard と接続したものの、Mac OSから認識されず。スマートフォンの Priori3;そういえばこれも今までMacやPCとUSB接続したことがなかった;を Fireタブレットの代わりにUSB接続しても反応無し。リムーバブルドライブとして認識されず。

そうすると Mac側の問題?Fireタブレットの「ドキュメント」→「ドキュメントライブラリのヘルプ」には「USB経由で転送する」という項目があり、直接ファイル転送できそうなんですけど、その画面でUSBケーブルをつないでみても何も起きない。
Fire OS ヘルプを読んでみると、「https://www.android.com/filetransfer/」が見つかり、ようやくパソコン側に一手間必要なのだとわかりました。結局、専用アプリケーションが要るんかい!

Android File Tranfer tool for Mac

Android File Tranfer tool for Mac

インストールするアプリを増やしたくないものの、やむを得ない。

画面の指示に従い、インストールして、Fireタブレットを接続して、起動したのが次の画面。

Android File Transfer GUI

Android File Transfer GUI

実際に使ってみると、USBメモリを接続している時とほぼ同じように使えます。
ファイルをそのまま開くことは出来ませんので、撮影した写真をこの時点で確認できないのがちょっとした弱点かも。

iOS の場合も、iTunes やユーティリティソフトを使わないと何も出来ないので、そういう意味では Android も iOSも大した違いはありません。

余談ですが、Macとの接続に使用したマイクロUSB-B充電プラグに問題があり、時間を浪費してしまいました。充電専用だったらしく、データ通信に使えませんでした。

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