FreeBSD: サーバーダウン&リカバリー、その2

先週末、このサーバーダウンと復旧にまるまる費やしてしまいましたが、時間が掛かった割にパフォーマンス半減。今回は、旧マザーボード時代の性能にどれだけ近づけるか、または取り外したCeleron 1.2GHz CPUを使えるように出来ないか試してみることにしました。

現象:

故障したマザーボードから、MSI VIA PLE133 + Celeron 1.2GHz + PC133 512MB SD-RAM の組み合わせに移行して、エクセプションが発生することがログファイルに記録されていました。

Jul 16 17:53:26 kernel: Starting devd.
Jul 16 17:53:26 kernel: Floating point exception (core dumped)
Jul 16 17:53:26 kernel: Starting Network: rl0.
Jul 16 17:53:26 kernel: rl0: flags=8802<BROADCAST,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500

どうもメモリに不具合がある場合に発生する典型的な症状に思えます。

BIOS設定値の変更:

メモリクロックを100MHz に出来れば core dump が起きなくなる気がしますが、BIOSでその設定を見つけることが出来るかどうかが課題。というのはマニュアルが見つからない。

いろいろ試してみて、Advanced chipset features の DRAM Timing by SPD をいじれば良さそうだと判明。

PLE133 bios設定 Advanced chipset features

DIMM の SPD をスキャンして PC133 であることを検出し、自動でCL3 が選択されているらしいため、これを手動に変更してみることに。

PLE133 BIOS SDRAM Cycle Length を CL2 に変更

SPDを Disable にして、SDRAM Cycle Length を 2 に変更して起動してみると、、、、

DRAM CLK: 100MHz

無事に、DRAM CLK: 100MHz が表示される

目的の「 DRAM CLK: 100MHz」 と100MHz に変更完了。

このあとブートを継続したところ、core dump なしに無事に FreeBSD が起動しました。現在モニター中ですが、メインメモリが1GBになったことからメモリクロックが33MHz低下したものの動作が速くなった印象です。

ということで、モニター中ではありますが、サーバーの復旧作業が無事に完了。

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