リード100の後継バイクとして 2016年1月に購入したスクーター ホンダ PCX。走行距離が 5,000km を越え 6,000km も突破し、7,000km に迫ろうとしています。タイヤもスノータイヤからノーマルタイヤに戻り、運転の仕方もほぼ固まり燃費も安定してきましたので、その情報をメモしておくことにします。
走行距離
6,000km オーバーで、2016/06/15 時点で 6,617km。
最近の燃費データ
現在、PCXのメーター読みでの燃費は58km/L 〜 60km/L の間で推移しています。瞬間的には、65km/L というとんでもない数字が出る場合もありますが、それは給油直後に下り坂を走った場合。
エンジンオイル
モトビルド・フロンティアで、A.S.H というメーカーのオイルを入れています。モトビルド・フロンティアのお勧めで、恐らく燃費向上の大きな要因になっていると思います。厳密な比較はできませんが、購入時に入っていたオイルをA.S.H のものに替えたら数km/L 燃費が良くなりました。ただし、値段はホンダ純正オイルの2倍以上するので、ガソリンタンク満タン分以上のコストが掛かります。
ガソリン
モトビルド・フロンティアの強いお勧めで、ハイオクガソリンを入れています。
「1回の給油での差額は100円以下ですよ。1回100円で、エンジンを守れると思えばお得でしょ!エンジンメンテナンス1回で1万円以上かかるから、メンテナンス回数が減ると思えばお得ですよ。」てな感じの事を言われ続けていますので、レギュラーガソリン価格が120円以下の時はハイオクを入れるようにしています。その価格を越えると、ハイオクを入れ続けるのはちょっときつい。
一度、レギュラーガソリン満タンを入れて走ってみましたけど、燃費や運転性能に違いを感じることは出来ませんでした。マフラーに付くススの量に違いはあるかもしれませんが。
燃費向上のために心がけていること
エンジン付の乗り物は、ガソリンを燃やして発生したエネルギーを前進する運動に替えて走行しています。せっかく発生した走行のためのエネルギーを、ブレーキを使って熱エネルギーとして捨ててしまうと、燃費はドンドン低下します。
考えてみれば単純なこと。風と摩擦がもっとも小さくなる速度で、一度も停止せずに走り続けられれば燃費は最大になるはず。ブレーキをあまり使わずに走ることができれば、必然的に燃費が良くなります。
文字で書くとこれだけですが、他の車と一緒に走る現実にはなかなか思うようには行きません。それでも出来るだけ理想に近い走りをするために私がPCXでやっていることは、
- タイヤの空気圧をこまめにチェックする。(こまめにバイク屋に顔を出してチェックして貰う)
- 前の車と車間距離を開けて、減速は出来るだけエンジンブレーキで行う。
- コーナリングはアクセル操作で行う。(PCXの回転性能なら楽々。)
- 下りで燃費を稼ぐ。アクセル閉じ気味一定速度で走り、減速はアクセル操作で行う。
- 10〜30秒後に通過する場所を見て、早めに信号や転回する車を見つけ、必要な速度に合わせる。
- 割り込まれることや追い抜かれることを気にしない。(Podcastを聞きながら走るのが最適。)
安全のためにはブレーキを掛けることは避けられませんが、不要なブレーキングを行わないために無駄なスピードを出さない、そのために車間距離をとる ということを心がけています。
逆にあまり気にしていないことは、
- 急加速
- 流れに乗って速度を上げること
当然燃費は少し悪化しますが、スピードを上げる方が安全な場合は、ためらわずアクセルを回しています。この結果が、上の燃費メーターの表示。
信号が少ない田舎道で、1回あたりの走行距離が約35km だから可能な走行の仕方で、1km 走行する間に何個もの信号がある都会の道ではなかなか難しいでしょうね。
それにしてもPCXのeSPエンジンはすごいわ。燃費がいいだけでなく力もあって、運転が楽。不満は、シート下の荷物積載スペース不足かな。