iPhone4s に続き ソフトバンクから販売されている ZTE 303ZTというモバイルルーターのSIMロックの解除に成功しました。以下はその覚え書き。
私は最初からSIMロックが解除されている中古のSIMフリーモバイルルーターを調達したのですが、iPhone4sや GL10P に格安SIMを導入する過程でHuawei 製やEMOBILEが販売していたモバイルルーターの一部は DC-Unlocker というツールを使ってユーザー自身にてソフトでSIMロックを解除できることを知りました。格安SIM が使えると毎月費用が1/5以下になるということを知人に話したところ、ソフトバンクの購入済みモバイルルーターを持っているので、通信費を節約するために格安SIMを使いたいという依頼が上がってきました。
モバイルルーターモデルは 303ZT で、既にしばり期間は終了したとのこと。303ZTのSIMロック解除情報はWeb上にいろいろあり、成功事例がレポートされているので大丈夫でしょうが、満足できる結果を得られるかどうかはやってみるしかありません(圏外病というものがあるらしい)。
303ZT を調べると 305ZT というモデルの情報もたくさん表示されますが、日本では販売経路の違いで型番が異なるようです。ソフトバンク品が303ZT、EMOBILE品が305ZT。305ZTのSIMロック解除記録はこちら。
検索エンジンから得られたWeb上のデータを総合すると次のような流れになります。
- DC-Unlocker をダウンロード(無料)し、解凍する(インストールは不要)
- 303ZT をシリアルデバイスとして、Windows に認識させる
- DC-Unlocker で 303ZTを認識させる
- DC-Unlocker の、ロック解除クレジットを購入する
- DC-Unlocker を使って、SIMロックを解除する
- Webページから格安SIM 申し込みを行う
- モバイルルーターにアクセスポイント登録する
- 電波を捕まえるまで待つ
DC-Unlocker ダウンロード
「dc-unlocker」で検索すれば、「https://www.dc-unlocker.com/」がトップに表示されるので、Free Download リンクからツールをダウンロードして解凍する。解凍フォルダーに、dc-unlocker2client.exe が出来上がるので、ダブルクリックしてそのまま使用する。
303ZT をUSBモデムとしてWindowsに認識させる
この作業が一番面倒でした。
まず、Micro USBケーブル(ルーターの充電用USBケーブル)で Windows7 に接続すると、簡単に認識されるものの、CD/DVDドライブとして認識され、USBメモリのような形でエクスプローラ上に現れます。
このUSBメモリに、ドライバーインストーラがあるので、ダブルクリックするとインストーラがドライバーインストールするのですが、Windows7では 303ZTはネットワークデバイスとして登録されました。
価格.com のクチコミページ にある ZTE のホームページからドライバーをダウンロードしてインストールすることで、ようやくシリアルデバイスとして認識させることが出来ました。(Windows のデバイスマネージャで確認)
DC-Unlocker で、303ZT を認識させる
DC-Unlocker が303ZTを認識しないと何も出来ないので、前過程で Windows7 に認識させた 303ZT をDC-Unlocker でスキャンして認識させる必要があります。
といっても、「Select manufacture」で ZTE モデムを選択して、「Select model」で自動認識させればいいだけ。ports はPCの接続ポートやその他につながっているデバイスによって毎回変わる可能性あり。
認識すれば、下部ジャーナルウィンドウに、
DC - Unlocker 2 Client 1.00.1290 Detecting modem : selection : manufacturer - ZTE modems model - Auto detect (recommended) Found Applications port COM8 Found Diagnostics port COM6 Found modem : MF975 Model : ZTE MF975/Pocket WiFi 305ZT/303ZT IMEI : 8646340139573 Firmware : 1.4.5 Compile date / time : Dec 12 2015 17:25:04 Chipset : Qualcomm NAND Flash : H9TA4GG3GDMCPR SIM Lock status : Locked (Card Lock)
と表示され、無事認識されたことを確認できました。
あとは、クレジットを購入してロックを外すだけ。
ロック解除クレジット購入
「About」メニューの「Buy Credits」ボタンでクレジットを購入します。1クレジット = 1ユーロ ですが、ロック解除したいルーターモデルに応じたクレジット数を買う必要があります。303ZT の場合は7クレジットで1回ロック解除が出来ます。
知人は2台所有しているので14クレジットを購入。(現時点で1ユーロ = 125円くらいなので、2台分でも2,000円以下。ソフトバンクの窓口で嫌な思いをすることに比べれば正当な価格。)
「How much do I need?」リンクボタンを押して、303ZT を検索すれば必要クレジット数がわかります。
クレジット購入方法は、クレジットカード番号を dc-unlocker サイトに記録する必要がない PayPal がありますが、私はPayPal アカウントを持っていないのでクレジットカード決済を選択。こういう(怪しい?)サイトでクレジットカード決済を選択するのはどうかとも考えましたが、選択してみると hipay.com という別の決済サイトに転送されることから問題無さそう。実際にカード情報を入れてみると、更に自分が契約しているクレジットカード会社の認証ページにリダイレクトされ、パスワード入力を求められるので安心しました。
必要な情報を入力し終わると、Hipay wallet から支払いに関する結果と DC-Unlocker からアカウントに関するメールが届いています。
元のページに戻ってきて、手続きが完了。
SIMロックを解除する
ここまで来れば、SIMロック解除は90%完了。届いたアカウントでDC-Unlocker サイトにログインします。
続いて、Unlocking メニューから「Unlock 」ボタンを押せば作業は完了。
「Modem successfully unlocked !」と出てきました。もう一度ステータスを確認。
これで、SIMロック解除作業は完了しました。
格安SIMの開通手続き
ロックが解除されて、ようやく格安SIMの手続き開始です。
私は、DMM mobile を選択しましたが、DMM mobile ホームページ上では低速時も3日間の通信量によっては帯域制限が発生するような記述があり、知人は遅い回線に我慢が出来ないということで、地元エディオンのエディオンSIM を選択することになりました。エディオンSIM と言っても中身はU-Mobile ですけどね。
私から見た U-Mobile データ専用SIMの特徴は、
- 割とシンプルな料金メニュー
- 高速・低速切り替えは出来ず、高速通信料を使い切ると低速(200kbps)に制限が掛かる
- 月の途中で高速通信量を使い切ってしまうと、残りの期間は低速で我慢するしか無くなる(容量補充不可)
- 月一度、コース切り替え可能
- 低速回線の帯域制限はない(200kbps でも一日中ダウンロードに使うと、1.6GBダウンロード出来る)
- 契約月は無料(月末までにコース切り替えすることを忘れなければ、初月容量無制限)
- 初期費用(SIM入りパッケージ)が3,240円掛かる(これが高いわ!)
という感じで、月間3GB くらいしか使わないそうなので、知人は3GBまでで900円のコースを選択しました。
モバイルルーターのAPN設定
モバイルルーターの設定は簡単。元はソフトバンク、EMOBILE用なので、GL10P とほぼ一緒。
モバイルルーターの電源を投入して、iPadなどの端末から、モバイルルーターをアクセスポイントとして選択し接続した後、http://web.setting/ をアクセスして、二つのAPNプロファイルとも
- APN: umobile.jp
- USER: umobile@umobile.jp
- PASS: umobile
- 認証タイプ: デフォルトが CHAP だったのでそのまま選択
を設定して完了。
SIMフリーモバイルルーター起動
設定して、即、Docomoのアンテナマークが点けばいいのですが、SIMロック解除した場合はそう簡単ではありません。
念のために一度モバイルルーターを再起動しますが、5分経っても10分経っても「圏外」表示のまま。この間 unlockに失敗しているのでは?と不安になりますが、1時間くらい席を外してコーヒーを飲んでいたら、いつの間にかDocomoのアンテナマークが点灯。しかも3GじゃなくてLTEマークが付いていると、知人は喜んでいました。我が家でLTEになることは今まで無かったんだって。さすがDocomoと申しておりました。
実際スピード測定サイトをアクセスして、25Mbpsくらい出ているようで、掛かった費用を置いて喜んで帰って行きました。
一度電源を落とすと、アンテナを掴むまでにまた数分かかりましたが、初回のような長時間ではなく、許容範囲だそうです。SIMロック解除の場合はこんなものなのかもしれませんね。
余談ですが、U-Mobile のアクセスポイント名は、aa.bb.cc.cc.ap.mvno.net のようです。
感想
dc-unlocker のサイトは全部英語なので、英語アレルギーの人にはハードルが高いかもしれません。一度ロック解除を体験すると、303ZT/305ZT のロック解除は10分で行える簡単な作業です。ポイントは、モバイルルーターをモデムとしてOSに認識させることだけ。
その後、調べてみると、303ZTはソフトバンク・Yモバイル窓口でSIMロック解除を受け付けてもらえないモデルのようで、販売店による解除は期待できません。自分でやるか、出来る人に依頼するしかありませんね。
追記 (2016/06/05)
U-Mobile SIM を使っていたら、突然通信速度が低下し、元に戻らないという問題が発生したと知人から連絡が入りました。U-Mobileの速度低下に関するメモはこちらを参照のこと。
2018/04/29 障害情報
2018/04/01 以降、303ZTがDoCoMo 回線(3G/LTEとも)につながらなくなるという障害が発生しました。
3Gの停波と関係あるのでは?という情報がありますが、情報ソースがありません。
下記コメント欄に、詳しい情報が投稿されています。
興味深く拝見しました。ワイモバイルの502HWというルーター端末はsimロック解除はできますでしょうか?
2017/01/15 時点の dc-unlocker の対応リストに、502HW の名前は無いようです。
https://www.dc-unlocker.com/buy/user_prices
新しいモバイルルーターですので、いずれはdc-unlocker が対応してくれる可能性があると思います。
または、180日縛りが過ぎた後、Y-Mobileに持ち込んでSIMロック解除サービスを依頼する方法ですね。
303ZT モバイルルーター SIMロック解除済みを購入しました。
Freetelの通信専用シムを購入、APN設定も行いました。
表示が圏外から変わらず使えません。
GL-10PSIMフリーのルータでも同じことになります。
フリーテルに確認したところ推奨機種ではないのでわかりませんといわれました。
ソフトバンク系のモバイルルーターなのでSIMフリーでもドコモ系は格安シムは使えないのでしょうか?
私のところでは、SIMロックを解除した、303ZTとGL10P ともにDocomo系 格安SIMが使えています。Freetel SIMではありませんけど、Docomo SIMなら同じです。
圏外表示が消えないのは、
1. 実はまだSIMロックが解除されていない。(DC-Unlockerで確認可能。)
2. ファームウェアのバージョンが最新ではない。
3. APNの設定がタイプミスなどで間違っている。A, B間の設定が異なっている。
の3つの場合です。「圏外病」で調べると色々情報が出て来ます。
利用地域にもよりますが、303ZT/305ZT は圏外表示からアンテナマークに変わるまでには毎回相当時間が掛かります。場所によっては一晩放置しても圏外のままだったこともあります。一度電波を捕まえたら、できるだけ切断しないことです。
GL10Pは303ZTと比べたら遙かに簡単で、設定が間違っていなければ起動後即利用可能になります。
こちらを参考にさせていただいて303ZTa+freetelにすることができました。
素人にはPANの設定が難しかったです。設定に進もうと思ったらパスワード聞かれて????になりました。「admin」なんですね。知りませんでした。
1時間ほどかかりましたが、今現在docomoのLTEを掴んで思った以上に快適です。
いろいろ勉強できたので、海外にも持ち出せそう。
そんなわけでひとまずお礼まで。
詳しく手順を示してくださり、非常に読みやすかったです。
私は管理人さまと同様に、303ZTを持っており、これからSimロック解除し、格安Simを入れて使用しようかと思っております。
ただ、周波数帯の関係で、Simとルーターの組み合わせによってはSimカードを挿しても使えないことがある、と聞きました。
相性のいい組み合わせは、試してみないことには分からないのでしょうか?
それと、他のコメントにもありましたが、303ZTだと、電波が捕まりづらく、一度繋いだら繋ぎっぱなしとのことですが、
以前、正規の契約で使用していた頃は、WiFiを使わない間は電源を逐一切っていましたが、それより電源を切らずに使用した方が良いということでしょうか?
記事の内容を反復させてしまう質問にはなると思いますが、初めての事ですので、確認させていただきたく質問させていただきます。
現在SIMロックを解除した303ZT/305ZTにDocomo/AU系格安SIMを入れた場合、電波をつかめず常時圏外になるという症状が発生しています。
三大キャリアは3G用のアンテナを廃止し始めており、2018年春頃から地域ごとに停波を始ているようで、これが原因と噂されていますが、正確なところは分かりません。303ZT/305ZTに関しては販売が継続されているためソフトバンクの電波であれば今でも問題ないはずですが、DocomoまたはAUのSIMを使用している場合、2018年4月頃から一度圏外になった場合と再起動した場合、多くの地域で常時圏外になってしまうようです。
http://www.lifewithunix.jp/notes/2018/04/15/softbank-303zt-became-always-out-of-service-unable-to-connect-internet/
今は、回避する方法が見つかっています。(電源Offを含めて一度圏外になると毎回実施しないといけないのが面倒。)
http://www.lifewithunix.jp/notes/2019/02/21/softbank-303zt-mobile-router-connected-mobile-network-again/
地域によって、キャリアアンテナ設置具合は異なりますが、圏外になった場合は上記リンクの方法で、手動による電波の再スキャンを行えば1,2分でアンテナが立ちます。
私はOCN mobile one 格安SIMを使用しています。
記事にコメントを書き込んでくれた人の情報によると、AU系でも問題ないようで、Docomo系と比べて多少電波を掴みやすい気がするとのことでした。
YoutubeにUPされている以下の動画がありまして、
『【モナWi-Fi】ZTE 305ZTをSIMフリー化して使う!』
https://www.youtube.com/watch?v=KWHxfdLiK78
注目すべきは動画の内容ではなく(笑)、
動画に寄せられているmappii氏のコメントです。
ネットオークション等で有料でのsimロック解除がありその注意書きだそうです。
1. 大手3大携帯キャリア
①docomo:2018年2月以降、一部の地域を除いて利用できなくなっているようです。
②ソフトバンク:端末と同時に契約したSIMは利用できません。マルチUSIMカード(F)は利用可能。
③au:docomoと同様に利用できなくなっているようです。
④Y!mobile:利用できるようです(シェアプランにて動作確認)。契約中のデータSIMが利用できなかったとの報告もあり詳細不明。
2. 格安SIM
①docomo系:利用できないようです。
②au系:利用できないようです。
③ソフトバンク系:利用できるようです(b-mobile S、ラインモバイル[ソフトバンク回線データ+音声SIM]にて動作確認)。
3. 海外SIM:利用できます
というように、SIMフリー化できても国内では、SOFTBANK系SIM(MVNO含む)でないと使用できませんので注意が必要です。docomo系SIMだと有効なSIMと表示されるようになりますが、APNを設定しても圏外になり使用できません。
ちなみに、304ZTの場合は、305ZTと仕様が違うので、SOFTBANK以外のdocomoのMVNOのSIMが使用できます。
mappii氏のコメントは以上です。
おそらく基地局側の細工でしょうけど現在では圏外病が進化し治らぬ場所もあります。
真げんたこ さん、
情報入力ありがとうございます。SPAMと判定され隔離されていて公開が約1日遅れてしまいました。
さて、SIMロック解除した303ZT/305ZTが、現時点では格安SIM会社が指定しているAPN情報を設定しても、電源投入後圏外になったまま電波をつかめない症状が発生している事は、以下URLにも記述しており、かなりの被害者がでているものと思います。
http://www.lifewithunix.jp/notes/2018/04/15/softbank-303zt-became-always-out-of-service-unable-to-connect-internet/
今回のコメントで、キャリアとSIMの関係の詳細を書き込んで頂き、興味深く拝見しました。
ソフトバンクの、303ZTと同時に契約したSIMが使えないというのには驚きを感じるというか、あきれてしまいますが、あの会社はどんなトラブルでもありですからね。
こういう状況下ですが、Docomo/AU系格安SIMでも再び 303ZT が電波をつかめるようにする回避策も発見され、現在は、303ZT/305ZTを手動で操作する事で再び電波をつかめるようになっています。
http://www.lifewithunix.jp/notes/2019/02/21/softbank-303zt-mobile-router-connected-mobile-network-again/
ただし、圏外になる度手動操作が必要な事と、使用中圏外エリアに突入した場合に自動では復帰しないのが、面倒です。
初めまして、コメント失礼致します。
私は現在303ZTのルーター(既に解約済み)を所持しており、来月海外に行くため、このルーターをSIMフリー化し、そのルーターに直接海外SIMを挿入し、そこからテザリングでSIMフリー化していない自分のiPhoneを使用したいと思っておりますが、それは理論上可能なのでしょうか?
また記載者様の記事通りpcにてSIMロック解除を試みているのですが、どうしてもルーターがシリアルデバイスとして反応しません…。何か対応策はありますでしょか?ちなみにpcはWindows10です。
宜しく御願い致します。
りこさん、
まず、SIMロックを解除した303ZTで海外キャリアの電波を捕まえ、iPhoneとはテザリングでWiFi接続が可能か?ということですが、普通に可能です。
303ZTはモバイルキャリアの電波の他、WiFiの電波も捕まえることが出来るので、うまく設定すれば、iPhoneは303ZTと接続設定するのみでその他の設定をすることなくWiFiで使う事が出来ますね。
課題は303ZTが海外キャリアの電波を捕まえることが出来るかどうか。
技術的なハードルは303ZTのSIMロック解除することでしょう。SIMロック解除できたとしても、303ZTは全ての周波数のアンテナを持っているわけではありませんので、海外キャリアが303ZTが持っているアンテナで通信できる波長の電波を使ってくれているかどうかも課題です。あらかじめ、303ZTが使える国かどうかは調査しておくべきでしょう。
303ZTをシリアルデバイスとしてWindowsに認識させるのには苦労しました。
303ZTの時は、本文に書いているとおり外部サイトのドライバーを使いました。
305ZTの時は、それでも駄目でしたが、dc-unlockerを立ち上げたらシリアルデバイスとして認識してくれました。
Windowsをセーフモードで起動して、間違ったドライバーを削除してみると状況が変わるかも知れませんね。または、使わない設定にするとか。
初めてメールさせて頂きます。本件、とても分かりやすく勉強になります。ありがとうございます。303ZTをSIMロック解除し、別の格安SIMに切り替えたいと考えております。 Windows 10にてデバイスが認識されなくて止まってしまいました。何か考えられる理由がございますでしょうか?不勉強で申し訳ございませんが、お時間のある時にご教示いただけますと幸いです。どうぞよろくお願いいたします。
今から303ZTのSIMロックを解除しようとされているのですね?
それであれば、SIMロック解除はお金が掛かるので、今から303ZTのSIMロックを解除することはお薦めしません。NTT Docomo系、Au系どちらの格安SIMを使っても、現時点ではキャリアの電波を使う事に苦労します。
それでも、SIMロックを解除して格安SIMを使いたいということで、Windows10が303ZTを認識しないと言うことなら、確かにそこがdc-unlockerによるSIMロック解除で一番難しいところだと思います。
私も305ZTのロック解除時に、同じ現象で苦労しました。
http://www.lifewithunix.jp/notes/2016/08/13/unlock-y-mobile-305zt-by-dc-unlocker/
私の場合、DC-Unlockerに自動スキャンさせることで、無事に認識させることが出来ました。