状況に合わせてセットアップ複数の仮想マシンがあります。全部が一つのVM環境用ならいいのですが、Virtual PC, VMware Fusion, Virutal Box 用があり、必要に応じて切り替えて使っています。メモリ容量の関係で通常は一つのVM環境だけ使うのですが、MacOS Snow Leopard の VMware Fusion でWindows XPを起動したまま、vboxの仮想OSを起動することになりました。
その途端、画面中央に四角いメッセージ画面が表示された後、画面の上から幕が下りてきました。
が〜ん。
アプリケーションじゃなく OS ごとクラッシュしてしまいました。
そういえば、Windows 7 で、 Virtual PC 環境で仮想 FreeBSD を起動したままVirtual Box を起動、またはVirtual Box 使用中に Virtual PC の仮想OS を起動すると、(この場合はOSじゃなくて)常に Virtual Box がクラッシュしてしまいます。
現象
現象をまとめると、
- Snow Leopard 上で VMware Fusion(2.0.8) の仮想OSを立ち上げたまま、VBOX(4.2.18)の仮想OSを起動すると MacOS がクラッシュする。
- Windows7 で Virtual PC を起動したまま VBOXの仮想OSを起動する、またはVBOXの仮想OSを起動したまま Virtaul PCの仮想OSを起動すると、VBOXがクラッシュする。
- 常に、VBOX が負ける。またはOSごと落ちる。
原因と対策
Windows7 の VBOXが落ちる時に表示されるメッセージから、CPUの仮想化支援機能を双方のVM環境が使おうとしてぶつかるようです。
具体的には、
VT-x/AMD-V を有効にするとこの現象が発生し、この機能をオフにすると回避できるようです。
しかし、なぜ、常にVirtual Boxが負ける?
MacOSの場合、せめてVirtual Box が落ちるだけにとどまって欲しい。Snow Leopard を使い続けている関係で、VBOX をこれ以上アップデートできないみたいだし。
まあ、仮想化支援機能をOFFにしてしまえばいいんですけど、デフォルトでONだから、しばらく使わないと忘れてしまって環境を動かしてしまうんですよね〜。ため息。