hp6510: 黒インク交換後、黒色印刷できない

ちょっと前の話になりますが、hp photosmart 6510 プリンターの黒インクがかすれ始めましたので、買い置きしてあった新品の黒インクに交換したのですが、印刷状況に変化がありません。相変わらずかすれた印刷しかできません。というか殆ど黒が出ない。

カートリッジを取り出して再度設定してもダメ。空になったカートリッジと重さを比較してもかなり重く、間違って使用済みインクをセットしたわけでも無さそう。カートリッジ底部のインクフィルター部分もちゃんと濡れています。メニューのインク残量チェックでも満タン確認できます。それでも印刷できません。
次に行ったのがプリンターメニューによるプリンターヘッドのクリーニング。しかし、これも効果無し。

どうやらインクの不良のようですが、買い置き分なので購入からしばらく時間が経過して、Amazonで買ったのか他の店だったのかの記憶も怪しい。店やメーカーに文句を言うのは難しそうですが、1本、2000円くらいするものなので、あっさり新しいインクに買い換えるのも腹立ちます。タダでさえHPのプリンターインクは高いのに!
ちゃんとトラブルシューティングしないといけないな〜と思いながらも、しばらく待っていれば重力で出てくるんじゃないの?と放置していました。

しかし、数日待っていても回復しない。当たり前か。

ようやく google で検索してみると、HPのプリンターサポートページが見つかりました。
このサポートページによると、インクを箱から取り出して設置する過程で剥がすパーツが、インクカートリッジ上部に残ったままで、通気孔から空気が入らなくてインクが落ちないと言うことのようです。確かに症状と一致します。もっと早く検索していれば良かった。

サポートページの絵を見ながら、接着剤が残っていないかカッターナイフの先で掃除してみましたが効果無し。次に安全ピンを持ってきて、T字になっている通気孔をグサ、グサ、グサと強く刺してみました。手応えは全く無かったものの、カートリッジをプリンターに再度固定してプリンターのステータスレポートをためしたところ黒が出てきた!

仕方がないから互換インクでも買ってためしてみるしかないか。それでもだめなら、プリンター本体かインクの買い換えかな〜と、まだトータル 1000枚くらいしか印刷していないのに、ちょっと後ろ向きのムードになっていましたが、ほっとしました。

2017/12/24 追記

その後、購入した黒インクの中にも、交換後、黒が全く出ない製品に当たりまくり。
針で刺して、空気穴が開通するものもありますが、針を手で突き刺す訳なので、穴が空くかどうかは運次第という気がします。
来年分の年賀状作成時にも黒が出ないという問題に遭遇し、今回はドリル形状のドライバーを使ってみたところ、空気穴が無事に開通。
今考えると、画鋲を使えば良かったかも。

とにかく通信販売で購入するHP178XL 黒は不良品が多い。HPが自社のオンラインサイトでインクを買わせようと、意図的に通販会社には不良品を含むロットを流しているんじゃないかと疑いたくなるくらい。

Comments

  1. HP5510も同じ現象。お礼の文面でいいえをクリックしたらインクが認識されない?インクが出ない。
    HP純正178インク使用。今回は黒を交換したがインクが出ない。

    1. コメント公開が遅くなりまして済みません。

      インクの問題なので、同一インクを使用するプリンターならモデルが異なっていても発生するはずです。

      HPの純正HP178インクは、シールを取り外しても空気取り入れ用の穴が高確率で開かないようです。特に黒インクのHP178XLはひどい品質で、私が購入した黒インクは連続で2個ハズレでした。
      写真品質を求めない限りは、互換インクを使用する方が確実です。

      純正黒インクの空気穴開けに私は安全ピンを使っていましたが、最近は画鋲くらい使わないと穴が空かないものがあるとわかりました。

      HP純正インクHP178はクソ というのが私の感想。

  2. 「HP純正インクHP178はクソ」に一票。
    hp5510に新しい純正HP178XL黒インクを取り付けて以来、印刷に泣かされました。
    確か初めは何も印刷されなかったような…(記憶もあいまいになる位前≒一か月)
    プリンターのON-OFFで直るでビックリしましたが、確かに印刷はできました。
    しかし、黒インクが出ない。あるいは、出てもかすれる。
    (プリンターもインクも、数年使っていますが初めてでした。)
    色々ネットを検索して、プリンターのせいかと思い、買い替えるしかないと思いました。
    その時、こちらの情報に検索があたり、トライして復活!…完全復活にこぎ着けました。
    背中のシールを半分程はがすと、黒印刷がほぼできたがかすれが残った。
    とどめは、管理人の言われるように画鋲を1cmほど、半分はがした中心の穴に突っ込みました。
    結果、かすれもなく完全復活し、プリンターの買い替えもしなくて良くなりました。
    インクのトラブルは初めてでしたので、不良品が出るようになったのかと思います。
    今後、印刷が安定してできるのかどうかは定かではありませんがとりあえずはホッとしました。
    バンザイ!です。

    1. 問題解決して良かったですね。
      DeskWriterの頃から使っていて、HPのプリンターはペーパートレイが設置スペースを取らないので好きなんですが、ヘッド一体型のインクからインクだけ交換タイプになってから品質低下が著しいと感じます。
      HP178/XLとPhotosmart 6510(多分、5510も同じエンジンでしょう)では、様々な印刷トラブルに遭遇します。

      多分、インクが全く出ないのは空気穴が原因で、かすれるのはインクカートリッジのインク出口とプリンター側受け口の接触不良が問題だと思います。

      Hewlett Packardは、純正インクHP178の出荷検査していないか、抜き取り検査落ちしたロットをわざと通販会社に流しているとしか思えないハズレ率の高さです。プリンタ本体の価格が下落してしまったため、メーカーがスペアインクで儲けようとしての現実なのですが、私がHP6510を使い始めた4年前頃から不良品率は全く低下していないように感じます。消耗品の品質を下げて、ユーザーに金銭ダメージを与えてまで、利益を確保しようとするメーカーの姿勢ってどうなのよって思いますよ。純正インクの低品質のために、どれだけのユーザーの貴重な時間を失わせているか、HPにはもっと考えて欲しい。まあ、HPに限らず、Apple、Amazonなどアメリカの会社は、一般消費者をなめているとしか思えない態度のビジネスをしていますけどね。あいつらは、回避策を伝えるだけで、絶対に自分達の設計を直そうとしない!
      回復手段があるので、回避策がわかれば多少は報われます。回避策を知っていても、大量印刷途中のインク交換で問題が発生した日には、安心してインク交換できないため、ダメージ特大です。

      互換インクを使う事で金銭ダメージを減らすことが出来ますが、いろんな視点で互換インクの印刷品質は純正インクに劣るため、純正インクと互換インクをどう使い分けて行くかユーザー一人一人の工夫が必要になりますね。

  3. こちらの5520機でいろいろやった後の考察ですが、インクがかすれるほど印刷はダメ。
    インク入口から噴射口の間でエアを噛む原因になる。
    ヘッドクリーニングも効果は薄いですね。
    一番良かったのは、ヘッドの下にキッチンペーパーを敷いて、使い古しのインクカートリッジに針なしの注射器の先が密閉して入る穴を開け、インクカートリッジにダイソーの110円インクを入れ、インクカートリッジの元の空気穴は爪楊枝などで塞ぐ。
    注射器でインクカートリッジの中のインクを押したり引いたり、最後は押しで。
    インクで汚れたキッチンペーパーを撤去。

コメントを残す