消費税8%じゃありませんが、まだ先だと思っていたMicrosoft の Windows XP のサポート終了時期がやって来ました。
同時にマスコミのWindows XPは使い続けると危険という大ウソ報道。
取材した奴がマイクロソフトからグッズでももらったのか癒着があるのか、Microsoft の情報をそのまま垂れ流しているだけという姿勢は以前から変化無し。これをビジネスチャンスととらえている取り巻き企業も、「買い換えが必要です」と知識のない消費者に振り込め詐欺まがいの情報を流すだけ。
サポートが終了したOSを使い続けることは安全か?これはNOでしょう。
質問の仕方を変えて、
サポートが継続しているOSを使うことは100%安全か?これもNOです。
定量的な評価が欠けているから、人をいらっとさせる報道しか出来ないわけです。
100%安全なOSなんて存在しません。
便利と安全はトレードオフの関係にありますから、100%安全なOSを使いたいならば不便に使うしかなく、便利に使いたいならある程度安全性を犠牲にするしかありません。
デスクトップ作業に使うOSを私が個人的に10点満点で安全性評価を行うと、
| OS | 安全性 | 実用性 | 総合評価 |
| Windows XP | 6 | 8 | 48 |
| Windows Vista/7/8 | 7 | 9 | 63 |
| MacOS X | 9 | 7 | 63 |
| MacOS 9 | 9 | 4 | 36 |
| Windows95/98 | 7 | 4 | 28 |
| DOS | 8.5 | 2 | 17 |
| Ubuntu Linux | 9 | 5 | 45 |
くらいだと思います。ついでに実用性と、二つの数字を掛けた総合評価も加えておきました。
確かに、Microsoftのサポート終了後のWindows XPの安全性は Win7/8に劣るかもしれませんが他社のOSを含めて比較する場合、サポートされているWindowsと比べて大きな差があるわけではないということです。それにマイクロソフトはXPに組み込まれている自社アプリを評価しているわけで、ユーザーが利用しているアプリケーションを評価しているわけではありません。マイクロソフトやマイクロソフトが導きたい結果へ誘導したいだけの取り巻き連中やマスコミの言葉を信じては駄目です。
安全か危険かではなく、利用シーンを想定してこういう場合は危険だが、こういう場合は安全という評価が必要なのです。
もし、本当に危険なものを市場に放置することになるなら、マイクロソフトはリコールを届け出て製品回収すればいいだけでしょ。
それをしないって事は、それほどの危険性は無いって事です。なぜ、欠陥を治さないOSメーカーの都合に合わせて消費者が更新コストを負担しなくちゃいけないの?って思いません?
マスコミのニュース報道にしたって同じです。本当にWindows XP が危険だと思っているなら、コストが掛かるWindows8への更新やハードウェアの買い換えではなく、「PCハードウェアは維持して無料で安全性を確保できる Ubuntu Linux に移行しましょう」と報道すればいいわけです。インストール作業だけでハードウェアを買い換える必要はありませんからね。
ただし、OSやネットワークの動作原理を知らないし、今後も知りたくない人はさっさとMicrosoftの案内通りお金を払って乗り換えた方が平和に過ごせます。
自分はOSやネットワークの動きを理解していて、今自分が行っている操作は何をしているのかを考えながら、適切な管理をしながら使っている人は、サポートがあるWindowsと同程度安全に今後も使い続けられるって事です。バックアップをして、危険につながる操作をしなければいいわけですからね。
それでも、使いたい新しいアプリケーションが、いずれはWindowsXPに入らなくなる時期がやってきます。それも近いうちに。それもちゃんと考慮しておく必要があります。
こういうマスコミ報道を鵜呑みにしては駄目です。自分で情報を集めて自分の頭で考え、決めることが重要なのです。
2016/09/04 追記:
このメモを書いてから約2年。我が家のWindows XP は、再インストールの必要性も致命的なトラブルの発生も無く、まだまだ 実用的なOSとして活躍しています。
このOSは今後も維持して行くつもりですが、私にとっては重要アプリである Dropbox の対応が無くなりました。2016/08/29 で Dropbox アプリが自動的にログオフされてしまいました。これは、前からアナウンスがあったことで、Web UI はサポートされ続けているので使えなくなったわけではないのですが、不便!
その他、Hotmail へ接続するための Windows Liveメールも終了。こちらもWeb UIはそのまま使えるので、メール作成がちょっと不便になった程度なのですが、2年前と比べて使用頻度が低くなったアプリもあり、64bit Windows7 環境に移行できないか検討することにしました。
Windows7 PC を準備して、現在、必須アプリケーションをインストールしている最中です。XP モードを使えば XP上で動いているアプリケーションも移行できるだろうと考え、時間を掛けてXPモードとパッチを入れたのですが、殆ど Windows7 へそのまま入りそうな気配。まだ全部のアプリをインストールできた訳じゃないので、Windows7 をメインに出来るかどうかは不確定ですが、行けそうな雰囲気。
XPは32bit OSで、Windows7 は 64bit なので、私にとって超重要ユーティリティの Cmd+Space(IME On/Off切り替え)が64bitアプリで動かないのが現在の問題点。特に必要無い場合は、全部32bit アプリを使う予定ですが、メモ帳(notepad.exe)が、64bitアプリとは・・・・・がっくり!