Windows XP にインストールしている iTunes を 11.1.0.126 というバージョンに上げたところ、Podcast のタイトル管理がとんでもないことになりました。以前まで出来ていた個別Pocastタイトルの削除が出来ない!
Windows PCでは Podcast しか利用しないため Apple更新プログラムのメッセージに従って、軽い気持ちでアップデートしたものの、メインの Podcast 管理機能の仕様が変わったようでとんでもなく使いにくくなってしまいました。
どうも、Podcastを配信しているサイトのサーバーに保存されているxmlリストを全て表示するようです。podcast配信サーバー上に5タイトルくらいしか保存されていない場合はいいのですが、過去の分を全て保存しているようなサーバでは聞き終わったタイトルまで一覧表示されてしまい、使いづらいったらありゃしない。下図は、私のPodcast画面の一部で、Apple Keynotes を購読しています。購読済みPodcast まで大量に表示されて使いづらいったらありゃしない。
マウス右クリックで表示されるコンテキストメニューの中から削除コマンドが無くなっています。
Appleはユーザーレベルのテストをしないのかね?
Podcastメインのユーザーが10人いるとすれば、5人は使いづらいと判断する仕様だと思いますが。
ジョブズがいなくなったあとの iTunesの暴走ぶりはひどすぎると感じます。
私もiTunesを手動で管理して使ってますが
ほんとどうにかならないのでしょうか。
使いずらいったらありゃしない。
ほんとうに困りましたね。過去のものが削除できなくて最悪です
次のバージョンアップに期待して、iTunes11.1.0.126を使い続けるかどうか悩みましたが、今回のPodcast タイトルを個別に管理できないという問題は我慢できるレベルではないため、iTunesの前のバージョンに戻しました。その経過は以下のURLのメモに残しました。
http://www.lifewithunix.jp/notes/2013/09/30/itunes-downgrade-from-11-1-0-126-to-10-7/
iTunes10.7、実に快適です。
しかし、11.1.0.126 のメニューとヘルプをしっかりチェックした訳じゃないので本当に回避する方法が全く無かったのか、Appleがどんな使い方を想定してPodcastを削除できなくしたのかはわかりません。
私のような iTunesと iPodの組み合わせで使っているユーザーなんてゴミみたいなものだと思っているんでしょうかね。
クラウドマークが右側に付いている項目はPCなりMacなりにデータがないのでHDを圧迫することはないのですが見た目が悪いですね。それなのに、「古いエピソードを表示」なんて項目に意味がないですね
クラウドマークって、HDDではなくiCloud へ直接ダウンロードしているのですか。
聞き終わったニュース速報系番組を保存する意味はないと思いますが、健康番組とかサイエンス番組など、私の場合、視聴し直す機会がある番組も結構あります。私が聞いている番組の中には200本以上過去のデータをキープしてくれている番組もあって、リストを展開する度に全番組が表示されたら大変です。
確か5GBまでは無料だと思いますが、Apple Keynoteのように1タイトルが1GBくらいある番組だと、消せないと大変なことになる気がします。(Podcastを使わない別のマシンに iTunes 11.1.0.126 を入れてヘルプを読まないといけないかも) iCloudのどこに保管してあるのだろう?
私はすでに 11.1.0.126 を使っていませんから確認できないのかもしれませんが、iCloud を直接アクセスすればクラウドに保存されているPodcast番組を直接操作できないものかと iCloud を見てみましたが、Podcastの姿無し。
Podcast番組って、番組自体がある日、突然、消滅することも多いので、Podcast配信サーバー側の都合でスパッとリストを消されても困りますから、11.1.0.126ではそれにどう対応しているのかも気になります。
いずれにせよ、新しい使用を付加しても、せめて一世代は過去の使い方と互換性を保てるオプションを付けることがソフトウェアのバージョンアップには重要なことだと思うのですけどねぇ。過去ジョブズを追い出したAppleがたどった崩壊への道を、Appleはもう一度歩もうとしているような気がしてとても心配です。Appleのクック社長やiTunesの開発グループって、自身の日常生活において iTunesとiPodを使ってPodcastを利用することがないのではないかと疑ってしまいます。
iTunes 11.1.1.11 が来ました。
11.1.1.11 を使ってみてようやくわかりましたが、クラウドマークのクラウドって iCloud という意味ではなくて、Podcastを配信しているサーバーという意味なんですね。
iTunesが再度更新され、11.1.1.11 になりました。
Podcastを削除できないという仕様は元に戻されて、削除できるようになっているようです。
http://www.lifewithunix.jp/notes/2013/10/04/itunes-11-1-1-11-returned-podcast-delete-function/