何年か前に、Webアンケートページに入力されたデーターを電子メールで受信し、それを簡単に集計するためのユーティリティ Formcutter を作りました。特にユーザーから仕様についての意見がないため放置状態ですが、最近機能追加をして作り直そうかと考え始めました。
まず、formcutter を作った時の状況を思い出してみると、知人が kent-web さんのアンケートフォームCGI でアンケートフォームを作ったものの、データ入力後到着するアンケート結果メールをどう処理するかと相談されて、元となるアンケート集計アプリケーションを作成ました。
アンケートメールが、5通、10通程度なら Copy & Paste でメールから表計算ソフトへ転記する方法でもなんとかなりますが、100件、1000件ともなると、必ずcopy 範囲を選択ミスしてしまいます。一項目一項目コピーするのではなく、メール本文全体を選択コピーし、それをツールにペーストし、ボタンを押すだけで各答えフィールドが抽出できれば間違いがなくなるし、集計時間も短縮できるということで作成しました。
その後、kent-webさんのアンケートフォーム(PostMail)も機能アップし、アンケート結果をサーバー上に csv形式で保存し、メール集計する必要がなくなったためフォームカッターを作成する必要性は無くなったと思っていたのですが、今度は、Webサーバーへのアクセス権が無い状況でアンケートフォームを設置しなくてはならない状況が発生しました。サーバー管理者に、テスト済みメールフォームCGIの設置を依頼するわけです。誰がファイルを覗くかわからない状況になりますから、csvファイル集計は使えません。結局、またフォームカッターの原型バージョンを若干修正して使うことになりました。
ひょっとすると、アンケート集計メールで、単純作業に困っている人がいるのでは?ということで、外観と使い勝手を調整して formcutter として私のWebページに公開したのが数年前です。
Webページによるアンケート集計は転記の必要が無く効率がよいのですが、情報漏洩という危険がつきまといます。
アンケートデータは、次のどちらかで管理するしかありません。
- 入力データをサーバー上で集計する
- 入力データーを電子メールで送ってサーバー上には残さない
Webサーバー管理者とアンケート管理人が同一で、誰がいつWebサーバーにアクセスしたのかを完全に把握できる場合は、サーバー上でデータ集計するのが楽です。
Webサーバー管理者とアンケート責任者が異なる場合は、事前にWebサーバー管理状況把握をしておかないと、場合によっては後々困ったことになることがあります。社内ルールでサーバーマシンアクセスルールが明確な組織なら問題ないのかもしれませんが、
- Webサーバー管理は外注している
- 共有Webサーバーをレンタルしている
- Webサーバーの管理パスワードを知っているIT部門の誰もがWebサーバーの全コンテンツにアクセスできる
ような状況では、Webサーバーでアンケート情報を集計するのは気持ちが悪いと思います。
仮に、Webアンケートを行っていることを知らない外注組織の誰かが興味本位で、このcsvファイルって何?と手元のパソコンにダウンロードして開いたとしたら・・・・・ニュース報道によくあるパターンですね。
こうなったとき、責任を追及されるのはWebアンケート実施者の方で、IT部門の方が責任を持ってくれることはないでしょう。こういう状況でアンケートフォームを設置する場合では、サーバー上に集計データを蓄積せず、メールでアンケート担当者だけにデータが送信されるようにした方が、責任の所在という意味で曖昧さが無くなります。
前書きが長くなりましたが、フォームカッターもまだ利用の機会がありそうで、次のような機能追加を図るのはどうかと検討中です。
- メールデータコピー作業と抽出作業を分けて、Copy&Past, copy&paste,,,,,, 最後に一度だけ抽出ボタンを押してcsv抽出するというバッチ機能を追加する。(入力モードと抽出モードを分ける。)
- メールソフトによっては、メールタイトルをデスクトップにドラッグすることにより、メール一通ごとのテキストファイルを作ることが出来るので、アンケートメールだけを一つのフォルダーにひとまとめにした後、フォルダーから一括インポートして集計できる機能を追加する。
- 現在集計可能なのは、一行フィールド 10項目、複数行フィールド 5項目 なので、集計可能項目数をもっと増やす。
制作者本人が思いつく機能追加はこの程度なのですが、この程度なら今のままでもいいという気がします。どうしたものかな~。