FreeBSD 9.1 がリリースされているため、FreeBSD 8系は 8.3 で終了とばかり思っていたら、今月 8.4 がリリースされていることを発見!
http://www.freebsd.org/ja/releases/8.4R/announce.html
現在使用している FreeBSD 8.3 に関して特に不満はなく 8.4 へアップデートする必然性はないものの、8.4 はだんだんとパッケージ管理が面倒になりつつあります。
例えば、パッケージの更新が発生して新しいパッケージをビルドしてインストールしなくてはならない場合、時々ビルドに失敗することがあります。OSが問題なのではなくて、アップデート、削除、アップデート、廃止などなど、、、が繰り返されているため、過去の残骸の悪影響を受ける場合があります。
また、OSインストール時点でインストールした安定パッケージバージョンが、今ではサポート終了やメインストーリームから外れたりしています。出来るだけ更新はしているものの運用中マシンを長時間停止させてアプリケーションをビルドするのはなかなか難しいものがあります。
この機会に、思い切って 8.4 に上げて、パッケージも現時点での最新バージョンにしてしまおうかという気になり始めています。いきなり freebsd-update コマンドで上げる度胸はないので、テストマシンでテストした後に実行することになりますが。
リリースノートを見た感じでは、私にとってはパッケージやライブラリが最新になることが一番大きな出来事です。その他、ブートローダーに変更があるというのもちょっと恐いところです。ブートに失敗すると、コンソールを使うしか回復手段がありませんからね。リモートサーバーの場合、回収しないと復旧できなくなります。
HDMIサウンドのことがいろいろ書いてありますが、今のところHDMIビデオのハードウェアでFreeBSDを使う予定は無し。(でも試すだけ試してみようかな。)