夏場のPC排熱を水冷処理する

今年も夏が近づいてきました。
冬場は多少なりとも暖房に貢献してくれたPC排熱も夏場は邪魔な存在。PC背面や側面から放出される夏場の温風はどこかにやってしまいたいものです。

PC設置場所や設置の仕方にもよるのですが、「ミクニ ちょこっとオアシス」をPC排気部に置くことが出来れば熱風から解放されます。私は以前、側面排気型のデスクトップPCを使っていたので、ちょこっとオアシスには重宝しました。

ミクニ ちょこっとオアシス

上の写真は、Amazonから拝借したもの。ノートPCの排気を冷却している訳じゃありません。
トレイ部分に入れた水が、紙フィルターにしみこんだところへデスクトップPCファンからの熱風が直撃。高温排気を室温程度に抑えてくれます。これは本当にありがたい。
デスクトップPCの排熱による気化効果は相当なものらしく、近くに500mlくらいのペットボトルに水を入れて水残量を気にしておかないと、気づいたら水トレイが空っぽってこともたびたび発生します。
また、粗雑な人の席や、机の空きスペースが存在しない席に無理矢理設置すると、水をこぼしてしまうので、熱風以上に迷惑!

これくらい、コップなどの水を入れるトレイと、コーヒーフィルターでで自分で作れそうと思う人がいるかもしれません。私もそう思いました。しかし、そこには落とし穴があります。トレイに入れた水を蒸散させる方式の場合、フィルターに使う紙はコーヒーフィルターでは駄目。しばらく使うと水に含有されているミネラルなどの不純物で目詰まりしてフィルター上部まで水を吸い上げられなくなります。そこで新しいフィルターと交換することになります。ちょこっとオアシスの場合目詰まりしないフィルターが使われていて、洗浄すれば固形化した不純物は洗い流せますし、汚れた場合交換フィルターだけを購入することも出来ます。

PCファンの排気口近くの設置場所に余裕があるのなら、大型の「ミクニ ミスティーガーデン U600-01」(下図はAmazonから拝借)の方がおすすめ。

ミクニ ミスティーガーデン

現在では、バリエーションが増え、フィルターとトレイが異なる、以下のようなバージョンが見つかりました。

PC背面上部に排気口があるタワー型の場合は、何か適当な台を探すか、ケースに固定する治具でも準備しないと設置が難しいでしょう。

PCまわりに場所の取れる人には、夏場のPC排熱対策用の便利アイテムとしておすすめです。

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