freebsd-update コマンドでOSをアップデートする

Atom330 mini-ITX ボード、久しぶりに使ってみたついでに、freebsd-update コマンドを使ってOSをFreeBSD 9.1に上げてみることにしました。
FreeBSD 8.2→8.3 のマイナーバージョンアップでは freebsd-update コマンドを使ったことがあるものの、8→9 のメジャーアップデートにはまだ使ったことがないため、試してみることにしました。
旧OSは、インストールしたばかりの FreeBSD 8.3(amd64)で、カーネルはGENERICのままで好都合。カスタマイズも行っていないので、簡単な更新と言えます。

そうそう、FeeeBSD 8.3をクリーンインストールした時に、ちょっとしたトラブルが発生したので、ついでに、ここにメモしておきます。

標準インストールで、カーネルをネットワークからインストールする時、ダウンロード方法を プロキシーサーバー経由のHTTP にしていると、カーネルインストール中に以下のエラーになります。

write_failure_err

「Write failure on transfer! (wrote -1 bytes of 1425408 bytes)」と出て、カーネルだけHDDに書き込めません。こうなると、インストールが終わってブートしようとするとカーネルがないのでOSを起動が起動しません。
不思議なことに、Media を HTTPではなくftp passive を選択すると問題が発生しません。http proxy 無しのHTTPダウンロードは試していないため結果は不明。

さて、入れたばかりのFreeBSD 8.3 を 9.1 に上げることにします。

root にて

  1. freebsd -r 9.1-RELEASE upgrade とタイプ
  2. 確認メッセージがいろいろ出てくるので、すべて y と答える。(何もアプリを入れていない状態なので、何も考える必要は無い。)
  3. コマンドがサーバーと通信をしながら延々とパッケージをダウンロードしてゆく。画面には数字がカウントアップしながら表示される。
    そして、更新されるファイルの一覧が画面に、これも延々と、表示される。
  4. そして、# プロンプトが出て、アップデートパッケージのフェッチが終了する。
  5. freebsd-update install とタイプ
  6. アップデートが終了すると、# プロンプトが出てリブート待ちになるので、shutdown -r でリブートする。(リブート後、再度 freebsd-update と入力せよとメッセージが出ている。)
  7. OSリブート後、再度ログインして freebsd-update install とタイプ、これでアップデート終了。

Atom330 で1時間半くらい掛かりました。

FreeBSD9.1のOS起動中の画面を見ると初期画面が変わっていて、FreeBSD 7/8 から9 は、大幅な変更が入っているようです。テストインストールなので、何日か使ってみたいと考えています。

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