Atom 330: 電源が入らない

先日は動いていたAtom 330ボード mini-ITX PCが、今日は電源投入しても電源が入らない。もっと詳しい症状を書くと、マスター電源投入直後一度だけ電源LEDが点灯してすぐに消灯。以後、フロント電源ボタンを押しても、マスターを入れ直してもぴくりともしない。

この Atom330 mini-ITX 、Intel D945GCLF2 は、4ピンCPU電源供給が必要なのに対し、ケースの250W電源はCPU用4pin電源プラグは付属していない。そのため、HDD用4Pinケーブルからアダプターを使用してCPU電源用 4pinケーブルに変換している。
消費電力が大きいPen4などのCPUではこの方法は使えないが、Atom CPUの場合はCPU消費電力が小さいため、先日はこの変換ケーブル方式でも動いていた。
それが、今日電源を投入しても動かない。電源ファンが回らないし、ケースファンも停止したまま。
昨年 AthlonXP 1600+ PCが250W電源で動作しなかった時の症状と似ている。

やむなくケースを開けて、HDDから電源ケーブルを取り外してPCのスイッチを入れると、ケースファンなどが回り始めて、BIOS画面が出てきた。やはり電源容量不足が原因のようだ。電源投入時にHDDを回転させようとするため容量不足となって電源が入らないみたいだ。

HDDを取り外した状態で、後からHDDに電源プラグを差し込むと、動作したままHDDが回転を始めたので、しばらくそのままの状態にしておいた。3分くらいそのままの状態にしておいて、電源OFFにしたあとパワーオンすると今度は無事にHDDから起動プロセスが始まった。原因はHDDのモーターオイルが気温の関係で固くなっていたためのようだ。起動電流が普段よりも必要でCPUに回す電流が足りなくなったのだろう。HDDが暖まってくると問題は解決するが、冬場、電源停止時間が長くてHDDが冷えすぎると毎回ケースを開けなくちゃいけなくなるのを面倒に感じる。

さてどうしたものかな〜。

コメントを残す