前回、ディスクレスクライアント上でFireFoxを動かすことが出来たが、Flash Player にFreeBSDバイナリーが存在しないため、Flashコンテンツを再生することは出来なかった。
今回、Linuxエミュレーションを使用して Flash コンテンツを再生することにトライしてみた。
FreeBSD のLinuxエミュレーションでFlashコンテンツを再生する
ディスクレスサーバーは、Boinc クライアントをLinuxエミュレーションで動かすために、すでにLinuxエミュレーションは動作可能になっている。(Linuxエミュレーションに関しては、Boincについてのメモを参照のこと。)ports/www を注意深くチェックしてみると、flash という名称を含むパッケージが何個か見つかった。多分「linux-f10-flashplugin11」を使えばインストール出来るんじゃないかと(boinc用にインストールしたLinuxエミュレーションも f10 なのでディストリビューションに合わせた)考え、これをインストールすることに決定。
pkg_add -r が利用出来なかったので、make install でインストール。数分で、驚くほど簡単にインストールが終了してしまった。これだったら昨日まとめて試せば良かったという感じ。
Vostro 1000 をpxeboot で起動。X11を起動して、Firefox を立ち上げ、Youtube をアクセスして適当にクリックしたら、あっさり Flash コンテンツのビデオ再生が始まった。
設定が不十分なので、音声が出ないことと、タイトルバーが文字化けするところは昨日と同じ。
今、Window Manager がOpenMotif なので仮想画面が使用出来ないが、ウィンドウマネージャーを変更すれば、複数画面表示も使えそう。
次回は、サウンド出力に挑戦する。